もしあなたが1LDKのマンションを売却するつもりであれば、以下のような考えを一度は持ったことありませんか?
・1LDKのマンションを売却する際、何か注意すべきことはあるの?
1LDKのマンションは、売買市場ではあまり人気のないタイプの間取りのため、うまく売却できずに頭を悩ませている人は少なくありません。
とはいえ、せっかく売却するのであれば、苦戦せずにスムーズに売却したいですよね?
そこで今回の記事では、1LDKのマンションを売却する際に、絶対に知っておくべき必須情報を紹介していきます。
この記事を読むことによって、あなたの1LDKマンションをスムーズに売却する方法がわかりますよ!
記事を最後まで読んだ頃には、1LDK ならではの「売却の注意点」も理解できているはずです。
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1LDKマンションの市場価値
まず紹介するのは、マンション市場における「1LDK」という間取りの基礎知識です。
1LDKマンションをうまく売却するには、基礎知識を把握することが必要不可欠。しっかり頭に入れておきましょう。
1LDKは、和室または洋室が1部屋とリビングダイニングキッチン(LDK)がある間取りのことを指します。
リビングの他に1つしか部屋がないため、独身・または新婚さんが主な利用者になるでしょう。
部屋が足りないので、ファミリー層には見向きもされない間取りとなっています。
そのせいか「賃貸市場」では一定の需要があるのですが、「売買市場」ではあまり人気のない間取りとして扱われているのです。
主な利用者である独身者や新婚さんが「借りるのはいいけど、買うまではない」と判断しているからです。
もし1LDKのマンションを売却するなら、普通に売却していてはかなりの苦戦を強いられます。
売却開始前から上手く売るための施策を積極的に行っていきましょう。
1LDKをうまく売却するためのコツ
ここまで1LDKマンションの市場価値について紹介しました。普通に売却開始していては苦戦する可能性が高いことを理解していただけたと思います。
では一体どうすれば、1LDKマンションをうまく売却することができるのでしょうか。
最も簡単な方法は「値下げ」ですが、最初から値下げを使うのはナンセンスです。
値下げ以外でやれることをできるだけやって、それでも売却できなければ、値下げすることをオススメします。
まず試してみるべきことは、以下の通りです。
- 新婚者向け特集に掲載してもらう
- 老夫婦向けに紙媒体での広告を多く展開する
- オーナーチェンジ物件として広告する
ではさっそくひとつずつ解説していきましょう。
新婚者向け特集に掲載してもらう
新婚者にとって1LDK自体は最適な間取りですが、子供が生まれることを考えると、買ってまで1LDKに住みたいとは思いません。賃貸で十分なのです。
しかし全ての新婚者が「子供前提の人生設計」をしているわけではありません。中には将来子供を作る気がない新婚者もいます。
ずっと二人で暮らしていくつもりの新婚者が、1LDKマンションを買ってくれることもあるのです。
不動産ポータルサイトの中にある「新婚者向け売買マンション」のコーナーに掲載すれば、1LDKが買いたいと思っている新婚者に目をつけてもらえるかもしれません。
不動産業者に頼んで、掲載してもらうようにしましょう。
老夫婦向けに紙媒体での広告を多く展開する
1LDKのマンションは主に独身と新婚者向けになりますが、老夫婦にも需要があります。
家族がみんな独立して二人になったという理由から、1LDKのマンションを求めているのです。
老夫婦は、インターネット広告よりもチラシやフリーペーパーなどの「紙媒体」の広告をよく見ています。
昨今の不動産業者は、紙媒体に一切掲載しない場合があります。紙媒体に掲載しないとせっかくの可能性を摘み取ることに。
老夫婦に見てもらうために、必ず紙媒体の広告には掲載してもらうようにしましょう。
オーナーチェンジ物件として広告する
賃貸として貸していた部屋を売却することを「オーナーチェンジ」というのですが、オーナーチェンジ物件として1LDKは非常に人気があります。
ワンルームに比べて家賃も多くとれるうえに、入居期間も長くなりやすいという理由から、多くの投資家が好む間取りとなっているのです。
オーナーチェンジ物件として売るのであれば、普通に広告していても投資家の目には入りません。
不動産ポータルサイトにて「オーナーチェンジ物件」と銘打って広告するようにしましょう。
家賃収入を得たいと考えている大家業の人から反響があるはずです。
1LDKマンションを売却する際の注意点
ここまで、1LDKのマンションをうまく売却するための方法について紹介してきました。
紹介したことを試していただければ、値下げをしなくても購入希望者を増やすことができるでしょう。
ただし、いくら購入希望者の数を増やしたとはいえ、他の間取りに比べると数は少ないはず。
元々1名程度しか見に来てなかったのを、5〜6名に引き上げるのが限界でしょう。
そのため、一人ひとりの購入希望者を非常に大切にすることが重要になります。
「他のお客さんが来るだろうから、この人はいいや」と思えるのは1LDK以外の間取りの場合のみです。
購入希望者の絶対数が少ない1LDKのマンションでは、購入者の選り好みはしていられません。
限られた希望者の中から決める必要があるため、購入直前の条件交渉には非常に気をつかうことになるでしょう。
あまりにも譲歩しすぎると、こちらが損しますし、こちらが渋りすぎると貴重な希望者がいなくなります。
他の間取りとくらべてデリケートな交渉が必要となるので、交渉力に長けた不動産業者の協力は必要不可欠。
交渉力があって、信頼できる不動産業者に依頼するようにしてください。
信頼できる不動産会社を探す方法
信頼できる不動産会社に依頼と言っても、実際のところ見つけるのは難しいと思います。
では、やみくもに身近の不動産会社を探していては、時間がいくらあっても足りません。
そこで筆者がおすすめしているのが、「不動産一括査定サイト」を利用することです。
不動産一括査定サイト(サービス)を利用すると、あなたの売りたいと思っている不動産情報と個人情報を入れるだけで、適切な不動産会社を自動的にマッチングし、複数の不動産会社へ一度に査定依頼が行えます。
不動産一括査定を選ぶ3つの基準とオススメの使い方
筆者が考える不動産一括査定のオススメランキングをお伝えします。
不動産一括査定も様々ありますが、やはり家やマンション、土地は高額になりますので、より得意としている会社を見つけたいですよね。
サイトを選ぶ基準としては下記3つ。
不動産一括査定を選ぶときの3つの基準
- 大手不動産会社に最低でも1社は査定が行えること
- 中堅や地域密着の不動産会社にも査定が行えること
- 不動産一括査定の運営会社がしっかりしていること
ポイントは、大手から地域密着の不動産会社まで幅広く依頼をすること。
大手は取引実績が豊富な分、やっぱり売却力があります。
ただし、お客さんをたくさん抱えているため、仕事のやり方がマニュアル通りといった感じ。
逆に中堅や中小・地域密着の不動産会社は社長自らが対応してくれたりします。
不動産一括査定を1つだけ使っても、大手不動産会社が見つからなかったり、逆に大手のみしか依頼できない場合が多々あります。
筆者としては、不動産は高額商品になるので、時間が掛かっても複数の不動産一括査定を使って、大手、中堅、地域密着の不動産会社それぞれに依頼することをオススメしています。
【結論】不動産一括査定のかしこい使い方
東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良の方は3サイトを併用する県庁所在地などの人口が多い都市は2サイトを併用する
地方や田舎などの人口が少ない市町村は3サイトを併用する
収益・投資用物件に強い会社が多数見つかる3サイトを併用する
まとめ
1LDKのマンションを売却する際に必要な知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
1LDKは苦戦しがちな間取りではありますが、工夫さえすればなんとかなることを理解いただけたと思います。
1LDKのマンションの売却をする際は、今回紹介した知識をぜひ活用してみてください。