住宅ローンで2,000万円借りたい人必見!月々の返済額から審査のコツまで解説

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住宅ローンで2,000万円借りたい人必見!月々の返済額から審査のコツまで解説

もしあなたが住宅ローンで2,000万円借りる予定であれば、以下のような考えをもっていませんか?

  • 住宅ローンで2,000万円借りると、毎月の返済額はいくらになるの?
  • 2,000万円の返済プランをいろんなパターンで比較したい…
  • 住宅ローンで2,000万円通すための審査のコツが知りたい

住宅ローンで利用すべき金額がすでに決まっている人なら、上記のような疑問や考えを持っている人は多いです。

そろそろ疑問を晴らして、審査にチャレンジしたいですよね?

そこで今回の記事では、住宅ローンで2,000万円借りたい人なら、絶対に知るべき必須情報を紹介していきます。

この記事を読めば、住宅ローンで2,000万円借りると毎月の返済額はいくらになるのかわかりますよ!

記事を最後まで読んだ頃には、住宅ローンで2,000万円通すための審査のコツも理解できているはずです。

目次

住宅ローンを2,000万円借りたときの月々の返済額

まずは住宅ローンを2,000万円借りたとき、毎月いくらの返済になるのかシミュレーションしていきましょう。

住宅ローンには変動金利と固定金利の2種類があり、同じ2,000万円の借り入れでも全く違うプランになります。

変動金利は最も金利が低いタイプですが、将来的な金利変動リスクがあるタイプです。

短期間で一気に返済したい方が使うべき金利プランでしょう。20年以内の返済を目安として使う人が多いです。

一方、固定金利は返済額が一定になる金利プランです。

返済金額が変わらないので、長期間の借入に向いています。最近流行の35〜50年の長期返済にピッタリです。

次項より「変動金利」「固定金利」における、2,000万円借り入れた場合のシミュレーションを紹介します。

2,000万円を変動金利で借りた場合

変動金利は低金利で利用できるタイプですが、将来的な金利上昇のリスクが付きまといます。

このため、変動金利を使うのであれば、比較的短期間で完済できる返済プランを立ててください。

変動金利の弱点を考慮するなら、返済期間は20年以内に抑えるべきです。

では2,000万円の住宅ローンを0.5%の変動金利で借りた場合、どのくらいの返済額になるのでしょうか。

返済年数は変動金利でよく使われる「15年間」だと、毎月の返済額は「115000円」です。

もし20年間の返済期間にするなら「87600円」になります。

住宅ローンの返済期間としては15〜20年間は短期間のため、毎月の返済額もやや高めになってしまいます。

したがって、もし年収500万円以下の方が変動金利を使うなら20年返済がベターです。

年収800万円以上であれば、返済期間を15年間にしてもいいかもしれません。

ちなみに返済期間を5年間の短くすれば、40〜50万円程度の金利負担を節約できるでしょう。

2,000万円を固定金利で借りた場合

固定金利は変動金利よりも金利が高めですが、返済額が一定になるため将来の金利増大リスクを回避できます。

変動金利では常に付きまとう「未来で金利が上がるかもしれない不安」を取り除けます。

固定金利は返済期間を伸ばしてこそ、効果を発揮する金利タイプです。

そのため、返済年数は30〜50年を採用する人が多いでしょう。

では2,000万円の住宅ローンを1.5%固定金利で借りた場合、どのくらいの返済額になるのでしょうか。

返済年数が35年間だと、毎月の返済額は「61000円」です。

もし50年間の返済期間にするなら「48000円」になります。

同じ2,000万円なのに、先ほど紹介した変動金利とはかなりの差が出ていますよね。

このように毎月の負担額をかなり抑えられるので、年収300〜400円の家庭におすすめといえます。

ちなみに固定金利の中では、金利が低い「フラット35」「フラット50」が圧倒的に人気です。

長期返済と固定金利の組み合わせを選ぶのであれば、迷わずフラットを使うのをオススメします。

住宅ローン審査で2,000万円通るための審査のコツ

ここまでは住宅ローンを2,000万円借りたときの月々の返済額について紹介しました。

金利プランと返済期間を変えれば、同じ2,000万円でも返済額が全然違うと理解していただけたと思います。

次にお伝えするのは、住宅ローン審査で2,000万円通るための審査のコツについて。

住宅ローンで2,000万円の融資枠を獲得したいのであれば、ある程度住宅ローンの仕組みを理解すべきです。

この章では住宅ローン審査の仕組みに触れつつ、2,000万円の融資枠を獲得するためのコツを紹介します。

住宅ローンは「事前審査」「本審査」と呼ばれる2つの審査があり、それぞれ審査内容が異なります。

2つの審査で「2,000万円貸してもよい」と思ってもらえば、2,000万円の融資枠を獲得できるでしょう。

事前審査で2,000万円通るためのコツ

まずは「事前審査」で2,000万円通るためのコツについて、深掘りしてみましょう。

事前審査は申込者を徹底的に審査し、「2,000万円返済できる能力」があるかを判断する過程です。

審査期間としては、1〜2週間ほど必要になるでしょう。

申込者の返済能力をチェックするために、「信用情報」「属性(年齢・勤続年数)」「返済比率」を精査します。

融資金額を決定するうえでは3つのうちどれも重要な要素ですが、特に意識すべきなのは「返済比率」です。

返済比率とは、年収に対する年間返済額の比率を表します。

一般的な住宅ローンだと、返済比率はおよそ25%〜35%が相場です。

返済比率の理解を深めてもらうために、ひとつ例を出してみましょう。

年収400万円の人だと、返済比率25%の場合では年間の返済額が100万円になります。

つまり年間の返済額が100万円以下になる融資金額で申し込みをしないと、審査は否決になるのです。

年間返済額が100万円となると、月間で8万円程度。逆算すれば、融資金額2800万円ほどになります。

つまり年収400万円だと、2,000万円の融資を獲得できる可能性が高いと言えるのです。

このように返済比率を使えば、いくらの年収があれば事前審査で2,000万円合格できるのかわかります。

返済比率25%と定義して、シミュレーションしてみましょう。

最近の一般的な住宅ローンの条件である「35年返済」「金利1%」「元利均等制」で計算してみます。

すると2,000万円の融資額では、毎月の返済額が5.7万円までOKとはじき出されました。

では月々の支払いが5.7万円で返済比率25%に収まる年収がいくらになるのか、逆算してみましょう。

あくまでも概算ですが、年収280万円〜300万円以上必要だと結果が出ます。

つまり住宅ローンで2,000万円の融資枠を獲得するには、最低でも年収280万円以上は必須だといえます。

ただし、返済比率は住宅ローン以外のカードローンなどの借り入れも対象であるのをお忘れなく。

すでにカーローンやフリーローンをつかっているなら、もっと年収が必要になります。

本審査で2,000万円通るためのコツ

本審査は事前審査に通った人が挑戦できる審査で、「不動産の担保評価」を判断します。

不動産の審査項目は個人よりも多いため、審査期間には1か月以上かかるのが通例です。

審査の結果、住宅ローンで購入する不動産に2,000万円の価値がなければ本審査には落ちてしまいます。

担保評価=売り出し金額ではないため、売値2,000万円の物件でも本審査で落ちる可能性は大いにあります。

担保評価の出し方は銀行によって様々ですが、基本的には誰でもできる「計算」を元にして決めるのが通例です。

計算方法も非常にシンプルで、土地と建物の評価をそれぞれ加算すればOKです。

土地の評価は、国が決めた1平米あたりの土地の価格を土地の広さで乗算するだけ。

国が決めた1平米あたりの土地の価格は、誰でもネット地価マップで閲覧できます。

地価マップ

https://www.chikamap.jp/

一方、建物の評価の計算方法は少し複雑。

式にすると「再調達価格×延べ床面積×残存年数÷法定耐用年数」なのですが、少し難しいですよね

見慣れない用語がたくさんありすぎて、すこし気後れする人もいるはず。

そんな方はネット上に自動で計算してくれるツールがありますので、ありがたく使わせてもらいましょう。

積算評価計算シミュレーター

https://www.toushi-hakase.com/simulation/

土地と建物の担保評価をそれぞれ出したら加算し、2,000万円になれば本審査を通過できます。

ただし、実際の審査では現地調査の結果も参考にされるため、計算結果=審査結果になるわけではありません。

道の広さ、土地の形状、周辺環境によって担保評価がプラス・マイナスされます。

2,000万円の融資枠を確実にするテクニック

前章では、住宅ローン審査で2,000万円通るための審査のコツについてお伝えしました。

「事前審査」と「本審査」で審査を突破するためのコツが違うのを、お分かりいただけたのではないでしょうか。

最後に紹介するのは、2,000万円の融資枠を確実にするテクニックについて。

2,000万円もの融資枠を獲得するには、少なくとも280万円以上の年収が必要なのは先述した通りです。

確実に2,000万円の融資枠を獲得したいなら、「収入合算」してさらに年収を増やしてみてはどうでしょうか。

収入合算とは、申込する本人の所得に配偶者の収入を加える方法です。

配偶者の所得は、2分の1まで追加できます。

収入合算が可能なのは配偶者のほか、購入する家に同居する親族なら誰でも対象にできます。

ただし、アルバイトやパートではなく、社員扱いとして働いている人であるのが必要です。

もし申込者の年収が300万円なのであれば、2,000万円の融資額を獲得できない可能性もあります。

しかし年収200万円以上の配偶者などを収入合算すれば、2,000万円の融資枠の獲得が確実になるでしょう。

お得な住宅ローン探しはモゲチェックがオススメ

住宅ローンは低金利順に返済額が一番少なくなるとは限りません。

各社、あなたの属性(年収や家族構成、勤務先等)により基準が異なり金利が異なるのです。

つまり各社に問い合わせしてシミュレーションしてもらうしかないのです。

そこでオススメなのが「モバチェック」です。

モバチェックを使うと、あなたのたった5分の情報入力でどこの住宅ローンがお得なのかを一括比較できます。

借り換えの場合ももちろん対応。どれぐらい減額されるのか、月々の返済はいくらになるのかを教えてくれます。

さらに、プロのアドバイザーに無料でチャット相談できるので大変便利です。

強引な営業も一切ないので、まずはお得な住宅ローンでいくらになるのかシミュレーションしてみましょう。

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まとめ

住宅ローンで2,000万円借りたい人に向けて、絶対に知っておくべき必須情報を紹介してきました。

住宅ローンで2,000万円借りると、毎月の返済額はいくらになるのか理解いただけたと思います。

2,000万円の融資枠を獲得するための審査のコツも、理解できたのではないでしょうか。

もし今後住宅ローン審査に挑戦するなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。

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