「家造りの見積もり」について調べている人は、以下のような不安や疑問を解決するために情報収集しています。
あなたも同じような疑問や不安をもっていませんか?
・家づくりのための見積もりをする際の注意点について教えてほしい
・家の見積もりを効率的に行うには、どうすればいいか知りたい・・・
上記のような疑問や不安を持っているのに解決しないまま、「家造りの見積もり」を請求してはいけません。
家造りの見積もりに関する知識が圧倒的に足りないので、このままではあなたが望む結果にならないのでしょう。
せっかく家造りの見積もりに挑戦するのであれば、自分の糧になるよう、最大限使いこなしたいですよね?
そこで今回の記事では「家造りの見積もり」に関する疑問・不安について、元・不動産業者である筆者が回答していきます。
この記事を読めば、あなたが知っておくべき「家造りの見積もり」に関する知識は、すべて網羅できるとお約束します。
読み終えた時には、
- 「満足いく家づくりのための見積もり活用方法6選」
- 「家づくりのための見積もりをする際の5つの注意点」
- 「家の見積もりを効率的に行うたった1つの方法」
についてしっかりと理解できていることでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
\年収400万円台でも4LDK夢の注文住宅を建てる裏技/
希望を詰め込んだ注文住宅。失敗しない家づくりは複数社のプランを比べるのがカギです。
タウンライフを使うことで、優良ハウスメーカーからカタログ&間取りプランを無料で取り寄せ可能。
強引な営業は一切なし、無理に契約する必要も一切なく、カタログを取り寄せるのみでOKです。
▼カタログを見ているだけでイメージが膨らむ♪▼
満足いく家づくりのための見積もり活用方法6選
まず紹介するのは「満足いく家づくりのための見積もり活用方法6選」です。
家づくりの相手を選ぶとき、大切なのは想定金額内で希望を最大限に生かしてくれる1社と出会うことです。
そのために重宝するのが、いくつかの会社からおおまかなプランと費用を作り出してもらう「相見積もり」です。
複数の提案を参照することで、家づくりにかかる費用の平均値が把握しやすくなります。
また、プロ視点の提案を検証することで、自分の希望により近い住まいの形が解き明かされていく利点もあります。
そこで、家づくりを達成させるための見積もりの取り方、比べ方をこの章で詳説していきます。
先に結論をいっておきますと、満足いく家づくりのための見積もり活用方法は以下の通りです。
満足いく家づくりのための見積もり活用方法6選
- 依頼先を絞り込む
- 希望条件をもれなく伝える
- もらったプランを十分に検討する
- 見積もりに漏れがないか確認
- 各種グレードをチェック
- 内容の質問をする
家づくりのための見積もり活用方法1.依頼先を絞り込む
相見積もりを取るときは、まず現在の家に対する不満や欲しいゆとりを、各社それぞれにアナウンスしましょう。
オーダーする会社がたくさんあれば、それだけエネルギーも時間もかかります。
また、それぞれの会社の様々な提案は役立つものの、参照するプランが多すぎるのもよくありません。
どのプランが自分たちにちょうどいいかが、わからなくなりやすくなります。
あれこれとオーダーするよりも、限定した2〜3社に依頼するのがいいでしょう。
家づくりのための見積もり活用方法2.希望条件をもれなく伝える
プランづくりに絶対不可欠の条件や建てたい家のイメージを、上手にピックアップしてくれるセールスマンもいます。
しかしそうでないことも多いので、下記に紹介する4つについては伝え忘れがないようにしておいてください。
家の見積もりで伝えるべき希望条件1.「予算」
家造りの予算が中途半端ではプランの提案は困難です。
予算の見極めがつかない場合は家づくり用の預金や貯金の額と、ローンの毎月返済に当てられる金額を言い渡してください。
ハウスメーカーが返すことができる額をもとに、借入限度枠や「総予算」を試算してくれるケースがあります。
予算遵守なのか、予算アップができるのかについても伝えると、希望に近い提案がしやすくなります。
家の見積もりで伝えるべき希望条件2.「土地」
敷地の情報はプラン造りの基本になる「どこに家をセッティングするのか」を決定付けるために必要です。
敷地が確定しているなら住所や大きさを言い渡してください。
土壌の図面があればそれを与えるといいでしょう。
また早めにオーダーしておきたいのは、地盤のリサーチです。
補強が不可欠かどうかで費用に何百万円の差が出ることもあるため、予算配分に悪影響が出るからです。
調査コストは3万〜5万円が相場で、建築の依頼を想定しているハウスメーカーに任せるといいですよ。
家の見積もりで伝えるべき希望条件3.「設備」
キッチンや浴室などの設備機器は、大多数のハウスメーカーでスタンダード仕様の商品バリエーションを用意しています。
予算に応じてプランニングに導入してくれるでしょう。
ただし、「キッチンはゴージャスにしたい」「床暖房をセットしたい」などのこだわりがある場合は、オファー時に伝えてください。
なお、想定金額ですべておさまらない場合もあるので、入れたい設備やランクの重要度をつけておきましょう。
内装や外装、モデルなどは雑誌の切り抜きなどを取り揃えておけば、好みが分かりやすいですよ。
家の見積もりで伝えるべき希望条件4.「要望」
間取りやモデル、素材などに実際的な希望があればそれを指示しておきましょう。
とはいえお望みの住まいの形がぼんやりとしている方も大勢いるはず。
その場合、今の家や生活への不満、改善したいことをピックアップしておいてください。
実情をそのまま伝えて、タイミングがよければ実際に住まいを見せることが、一層よいプランづくりになります。
また、これから先の子供の数や同居の確率なども教えると、間取りの提案がやりやすくなるでしょう。
家づくりのための見積もり活用方法3.もらったプランを十分に検討する
見積もりが作成されたらまず、平面図や器材・構造のガイダンスなどを見てください。
そして、オーダー時に伝えた希望が組み込まれているかをチェックしましょう。
その際、ハウスメーカーのスタッフからの説明を受けると、造り手側からの提案の着眼点が見えてきます。
また、以後の設計のためにも、家族みんなが納得するプランなのかもチェックしておきましょう。
金額だけを比較対照しないように心掛けましょう。
家づくりのための見積もり活用方法4.見積もりに漏れがないか確認
見積もり書にあるコストの項目は1社ごと異なるので、単純に対比するのは難しいです。
大事になってくるのは、合計費用に何が盛り込まれているのか、スタンダード仕様以外に希望したものが取り入れられているかを確認することです。
また、見積もりの中に解体工事・屋外給排水工事・ガス工事などの本体工事以外の金額もあるか、確認しておきましょう。
家づくりのための見積もり活用方法5.各種グレードをチェック
設備や素材のランクは本体工事費に大きく反映されるので、しっかりチェックおきましょう。
特に大きく反映されるのが、壁紙や床材、外壁材など施工サイズの大きいものです。
そして、システムキッチンやシステムバスなどというような、料金体系に幅があるものです。
それらをランクの高いものを目指すと本体工事費がグンと跳ね上がることもあります。
特に心に留めておきたいのは、スタンダード仕様の設備や素材をランクアップする場合です。
スタンダード仕様の商品は、大幅な特別価格が取り入れられているケースが多いです。
スタンダード仕様ではない商品にすると、単純に商品定価の差額分のプラスで済まないこともあります。
計画にどんな設備器材や外装材・内装材、建具が入るのかは、カタログデータに記載されています。
提案書やパースに画像が貼り付けされていたりと、ハウスメーカーによってアドバイス方法はさまざまです。
また設備の詳細が理解できない場合や、工事費の項目が「一式」になっている見積もりの場合はご注意ください。
内容をチェックしたいなら、わかりやすい見積もりの提出依頼をしてみてください。
工場での製造となるプレハブ工法であったとしても、用意してもらえる場合があります。
家づくりのための見積もり活用方法6.内容の質問をする
見積もりを対比させて、各社より金額が高価すぎると感じる項目がある場合は、セールスマンに質問してください。
高価なほうの見積もりが正確で、低い方が不正確なケースもあります。
内容をきちんと考査するためにも、こっちの疑問や不安に納得のいく答えをくれるセールスマンを選びたいですよね。
家づくりでは、セールスマンとの相性や、会社のカスタマーに対する対応も肝要です。
よい家を一緒につくる相手として適正かどうかを確認する、という面からも見積もりを活用しましょう。
例えば、地盤補強コストなど、一番初めの見積もりの時点では金額がハッキリしないものもあります。
「コストはこれで全部ですか?」と聞いてみて、「はい」という回答だったらお気を付けください。
見積もり以外に欠かせない費用や、見積もり金額が上がる危険性についてもきちんと詳説してくれるかどうかも肝要です。
見積もりが提出されたらプランニングの内容やコストを検討し、腑に落ちるまでじっくり時間をかけましょう。
しかし、オーダー先を決めたら、一刻も早く伝えるのが大事です。
「プランの中身はいかがでしたか?」とコンタクトをくれるセールスマンもいます。
しかし施主からのコンタクトを待つ、という姿勢をとる場合もあるので、断る場合にも早めに伝えるのが重要です。
家づくりのための見積もりをする際の5つの注意点
家づくりのための見積もりをするなら、最低限おさえておくべき注意点があります。
今回ピックアップする家づくりのための見積もりをする際の注意点は、以下の通りになっています。
家づくりのための見積もりをする際の5つの注意点
- 項目が細分化されているか
- 材料・商品名が明記されているか
- 仕様書や図面も一緒に確認する
- すべてを把握するのは難しい
- マナー違反行為はしない
家の見積もりをとる際の注意点1.項目が細分化されているか
見積書には、各工事の項目名とトータルコストが記載されますが、項目が細かく区分されているのかチェックしましょう。
具体的に言うと壁紙に関して「壁紙一式○○万円」とのみ書かれてるものもあります。
これだけでは、壁紙の利用される商品もわかりませんし、数量も謎で、さらには人件費も不明です。
こんな雑な見積もり書しか作成できない会社は、あまり信用がおけません。
家の見積もりをとる際の注意点2.材料・商品名が明記されているか
活用される商品が掲載されていないことは、後のトラブルがもたらされることが多いです。
工事がスタートしてから施主が現地チェックをして、「こんなクロスのつもりではなかった」とクレームすることになります。
もしクレームしても「我が社はいつもこんな感じ」などとリアクションされることがあります。
施主とも工務店も両方共に確認しあっていなかったポイントですから、両者に非があるとも言えます。
しかし施工後にリニューアルするコストをだれが負担するのかは、解決が困難を伴います。
また、リニューアルするならば工期も伸びてしまってしまいます。
だからこそ、見積書に商品や使用材料を表記してもらうことが不可欠です。
ちなみに見積書ではなく、カタログデータなど別紙で指し示す方法もあります。
その点は工務店ともきちんとミーティングして、チェックしましょう。
家の見積もりをとる際の注意点3.仕様書や図面も一緒に確認する
利用される材料や商品については、見積書ではなくカタログデータ(仕様書)で確認すると記しました。
しかしこのカタログデータと図面も見積書と一緒にチェックしておかなければなりません。
なかなか見積書だけで契約に含まれる工事内容をキャッチするのは、無理があるものです。
カタログデータでは、商品や材料が掲示されているか1つずつ丁寧にチェックしてみましょう。
それが施主の願っているものであるかどうか、リストと比較する必要があります。
ウェブで商品名などを検索すれば、製造業者のホームページや電子カタログをチェックできますよ。
場合によっては、ショールームで実際のものを確認するのもオススメです。
家の見積もりをとる際の注意点4.すべてを把握するのは難しい
見積書の事前の知識として確認しておきたいことがあります。
実は見積書の書き方は、各業者で大きく異なるのです。
そのせいかプロが見ても、ちょっと見ただけでは全体の構図をつかみ切れないかもしれません。
記入方法の癖もありますし、そもそも不確かなものもあります。
見積りの中身について工務店に聞いたところ、担当者が尋ねられてから回答に時間を要したらアウトです。
確認が長引いてしまうほど、作者も理解できていないということになります。
場合によっては、質問に対してストレートに「それは未定だ」と理由を明かしたりすることもあります。
つまりは見積書を用意する側ですらも、見積書が不足状態だと気付いているわけです。
しかし不十分な書面を見てどれもこれも把握するのは出来ないでしょう。
きちんとまとめられた見積書でない限り、専門職向きの知識のない施主が自分だけで正確に認識するのは難しいです。
工務店に説明を望んで、内容を十分に理解し納得されてから、注文住宅の請負取り引きするようにしなければなりません。
見積り内容で明白になっていない点があれば、何度でも質問してみることです。
額面に関することでもめることは思っている以上に多いので、この点で身を引くのは禁物です。
家の見積もりをとる際の注意点5.マナー違反行為はしない
相見積もりを各業者にお願いするとき、安さを突き詰めてしまうあまり、礼儀しらずな行動をする人がいます。
ハイクオリティな業者ほど、マナーに反したゲストは相手にしてくれません。
意義のある相見積もりにするためにも、必要最小限のマナーはわかっておきましょう。
次項より相見積もりをオーダーするときに、行ってはいけない事を紹介しますのでぜひ役立てて下さい。
5社以上の家造り業者に見積もりを依頼してはダメ
せっかく相見積もりをやるのでと、常識はずれの数のメーカーに依頼する事があります。
あまりにも幾つかの会社に見積もりを求めすぎると、1社ごとの対応がハードになります。
どこの企業と何を話したかメチャクチャになって、メーカーに負担を掛けてしまうかもしれません。
1人で処理できる限度数は通常なら5社です。それ以上の数の企業には、相見積もりをオーダーしないでください。
見積もり確認後の家造り業者に対する値下げ交渉は1回まで
どなたでも「少しでも切り詰めたい」と思うのは普通のことです。相見積もりもそうするために行います。
しかし価格引下げを推し進めすぎ過ぎると、堅実なハウスメーカー業者から愛想をつかされるケースがあります。
堅実なメーカーほど相見積もりを顕著に受けとめ、無理な事は無理とシビアに言うのが特徴です。
リーズナブルさばかりに気をとられ、しつこく値下げ交渉をしていると「危険なゲスト」だとレッテルを貼られて切られます。
そもそもさかんに交渉したところで、何も変化がない事の方がほとんどです。
値下げのお願いは1回までと決断して、業者とやり取りにチャレンジしてください。
他の家造り業者に見積もり書を見せるのはNG行為
相見積もりをするうえで代表的なマナー違反が、ライバル会社に見積書を見せてしまうことです。
ハウスメーカーは、顧客のために、集中し時間を費やして提案をつくります。
ライバル会社に自分の提案内容が流れていると把握したら、どんな業者でも「このゲストはNGだ」と判断します。
今後真面目にあなたの対応をしてくれなくなるでしょう。
先に手に入れることができた見積もりは、絶対にライバル会社にさらけ出さないようにしてください。
家の見積もりを効率的に行うたった1つの方法
「家づくりをするなら見積もりが必要不可欠だ」と言われても、どのように取り組めばいいかわからない人は多いはず。
この章ではどうすれば効果的に見積もりがゲットできるのか、コツを紹介していきましょう。
実際に家造り業者を訪ねて見積もりを依頼する
もし良さそうな業者がある程度定まっているなら、自分の足で顔を出してもいいかもしれません。
直接業者を回って、見積もりをオーダーするなら条件には注意を払いましょう。
統一された条件で見積もりを出してもらわないと、抜かりなく金額やサービス内容を対比させてみる事ができません。
専用の一括請求サービスを利用する
1社1社を訪ねてカタログや間取り、見積もりのお願いをしているのは、非効率的だと思う人もいるはず。
近頃では、一括で資料請求がもらえる便利なサービスがあります。
中でももっとも便利なのがタウンライフでしょう。
たった数分の作業で、複数のハウスメーカーに自分の予算にあったカタログや間取りプランを請求することができますよ。
しかも強引な営業は一切ないですし、資料請求したからといって必ずしも契約する必要はありません。
家購入を検討している人は、ほとんどの人が利用しているサービスです。
まずはタウンライフを使って、イメージを膨らませましょう。
\年収400万円台でも4LDK夢の注文住宅を建てる裏技/
希望を詰め込んだ注文住宅。失敗しない家づくりは複数社のプランを比べるのがカギです。
タウンライフを使うことで、優良ハウスメーカーからカタログ&間取りプランを無料で取り寄せ可能。
強引な営業は一切なし、無理に契約する必要も一切なく、カタログを取り寄せるのみでOKです。
▼カタログを見ているだけでイメージが膨らむ♪▼
ハウスメーカーのオススメランキングは下記で詳しく解説しています。
まとめ
「家造りの見積もり」をテーマとして、様々な知識を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
紹介した知識さえ押さえておけば、「家造りの見積もり」に関する知識は、すべて網羅できているのでご安心を。
今後、家造りの見積もりをする機会があるなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。