もしあなたがすでに住宅ローンを利用中、または今後利用する予定なのであれば、以下のような考えを一度は持ったことはありませんか?
・もしできるのだとしたら、どうすれば延長できる?
・もっと手軽に延長することができる銀行が知りたい…
実際に住宅ローンの返済期間に関心のある人であれば、上記のような疑問を持っている人は多いです。
そろそろ疑問を晴らして、スッキリしたいですよね?
そこで今回の記事では、住宅ローンの返済期間に関心のある人であれば、絶対に知っておくべき「延長」についての必須情報を紹介していきます。
この記事を読むことによって、住宅ローンを延長させるための具体的な方法がわかりますよ!
記事を最後まで読んだ頃には、手軽に延長できる銀行も知っていることでしょう。
住宅ローンは家族構成や年収、勤務先、年齢などにより異なりなかなかシミュレーションできず、どこがお得なのか自分で探すのは困難です。
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住宅ローンの返済期間は延長できるのか
住宅ローンの返済期間を短くすれば、多くの面で利点を得ることができます。
だからこそ最初は返済期間を短めに設定して、住宅ローンを組む人も少なくないはず。
しかし実際には、子供が大きくなって教育資金などの支出が増えたり、職業が変わったりして、当初の予定に比べて支払いが厳しくなることもあるでしょう。
そんなときの対処法として有効なのが「返済期間の延長」です。一般的に「一度決めた返済期間はずっと変えることができない」と思われがちですが、そうではありません。
返済期間の延長は禁止されているわけではなく、基本的にどこの銀行でも対応してもらえます。
返済期間を延長することが、支払いの辛さを軽減させる最もカンタンな方法であることは間違いありません。
少しでも返済が厳しいと思ったのであれば、遠慮せずに返済期間の延長に着手するといいでしょう。
住宅ローンの返済期間を延長させるメリット
ここまでは住宅ローンの返済期間が延長できるどうか紹介しました。
できないと思われがちな「返済期間の延長」ですが、どの銀行も対応していることを理解していただけたと思います。
次にお伝えするのは、住宅ローンの返済期間を延長させるメリットについて。
返済期間を延長させる最大の利点は、言わずもがな「毎月の支払い負担の軽減」でしょう。
返済期間が延長されればされるほど、毎月の支払金額はガクッと下がります。
仮に今まで20年間で返済する予定だったのを35年までに延長すれば、万単位で毎月の返済額を減らすことができます。
仮に3000万円を20年間で借りていた人が35年間まで延長したとしましょう。
そうすると、月々の支払は約14万円から約9万円まで落とすことが可能になります。
このように毎月の返済額を落とす手段として、返済期間を延長するのはかなり大きな影響力を持つのです。
住宅ローンの返済期間を延長させるデメリット
前章では、住宅ローンの返済期間を延長させるメリットについてお伝えしました。
住宅ローンの返済期間を延長させることによって、どんなメリットを得ることができるのかお分かりいただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、住宅ローンの返済期間を延長させるデメリットについて。
返済期間を延長したことによる最大の欠点は、金利負担が増えることです。返済期間が延長すればするほど、負担すべき金額が増加します。
仮に3000万円以上の融資を行ったとしましょう。当初は20年で組んでいましたが、35年返済に延長した場合、数百万円もの金利負担が発生することになります。
また、返済期間をあまりにも延長すると、退職後まで住宅ローンの返済が続いてしまうのも大きな欠点です。
退職後は給与所得よりも収入が減少する場合が多く、返済が遅れてしまう危険性が一気に増加してしまいます。
延長できるからといって、ライフプランを無視した返済期間まで延長してしまうと、後々大変な目に遭うかもしれません。
住宅ローンの返済期間を延長させる条件
ここまでは住宅ローンの返済期間を延長させるデメリットについて紹介しました。
返済期間を延長することが、良い事だけではないのを理解していただけたと思います。
次にお伝えするのは、住宅ローンの返済期間を延長させる条件について。
実際に返済期間の延長を実現するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
もし条件を満たすことができなければ、「延長」の実現は非常に困難になるでしょう。
条件は利用している金融機関によって異なる場合がありますが、大前提となっているのは「新規申込した時と状況が変わってないこと」です。
勤務先や給与の金額などが新規審査の時と変わっていれば、延長は認められないこともあります。
また返済期間の延長には基本的に「審査」が伴います。審査の結果、今後の返済が困難だと判断される要素が発覚すれば、返済期間の延長は認められません。
しかし、先述したように新規申し込みをして、住宅ローン審査を合格した時と比べて状況が変わっていないようなら、一方的に「延長はダメ」と突っぱねられることもないでしょう。
住宅ローンの延長させる具体的手順
前章では、住宅ローンの返済期間を延長させる条件についてお伝えしました。
延長の審査を通過したいのであれば、「新規申込をした時と何も変わっていないこと」が重要であるのを、お分かりいただけたのではないでしょうか。
次に紹介するのは、住宅ローンの延長させる具体的手順について。
一般的な住宅ローンの場合、返済期間を延長したいのであれば、以下の手順を踏んでください。
- 現在利用中の銀行に行って延長の意思を伝える
- 返済期間を延長するために必要な申請書をもらう
- 申請書に記名・捺印して提出する
- 審査結果の通知を待つ
- 返済期間変更(契約内容変更)の締結
住宅ローンの返済期間を延長したいなら、「変更申請書」などの書類が必要ですので、まずは銀行に足を運びましょう。
基本的には後日提出するのが一般的ですが、もしその場で記名・捺印をしたいのであれば、印鑑(実印)とある程度のお金を用意していきましょう。
申請時には印紙税がかかってくる場合があります。
銀行に提出する書類は、変更内容や利用銀行に応じて異なりますので、事前に金融機関に確認をとっておくのもいいかもしれません。
書類が提出された後、審査が行われますので2〜3週間は待ちましょう。
審査の結果、「延長しても問題ない」と判断されれば、申請をした本人に通知が来ます。
返済期間の変更が許可されれば、実質的に「借り換え」として扱われ、手数料が発生することになるでしょう。
このように返済期間の延長は、「時間」「手間」「お金」がかかるため、敷居の高い方法であることは間違いありません。
手軽に返済期間が延長できる住宅ローン
ここまでは、住宅ローンの延長させる具体的手順について紹介しました。
どうすれば返済期間が延長できるのか理解していただけたと思います。
次にお伝えするのは、手軽に返済期間が延長できる住宅ローンについて。
先述したように住宅ローンの返済期間の延長は、意外と時間と手間がかかる面倒なものです。
大抵の銀行が先述した手順を踏んだうえで、お金まで払わないと延長できませんが、中には一般的な銀行よりも手軽に延長できる銀行があります。
その銀行とは「住信SBIネット銀行」と「新生銀行」。次項よりそれぞれの銀行の特徴と延長の詳細について紹介していきましょう。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、2007年に住友信託銀行とSBIグループが出資して設立されたインターネット銀行です。
メガバンクではなかなかできないサービスを押し出して、利用者のシェアを拡大している「今、最も勢いのある銀行」といっても過言ではないでしょう。
実際に2009年から6年連続で、銀行業界の顧客満足度1位という実績を誇っています。
住信SBIネット銀行の最大の利点は、やはり低金利でしょう。常に業界1,2位を争う低金利を維持しており、特に変動金利は他の追従を許さないレベルの「超・低金利」を提供しています。
そんな住信SBIネット銀行では、住宅ローン返済期間を、35年から建築年数を引いた年数分だけ延長できるオプションが付いてきます。
その他の銀行が「借り換え」として延長を処理するのに対して、住信SBIネット銀行はオプションとして付いてくるため、手軽に延長することが可能です。
新生銀行
メガバンクや他のネット銀行を大きく上回る「事務手数料の安さ」「低金利」を武器に、実績をグングンと伸ばしているのが「新生銀行」です。
カードローン商品「レイク」で、お馴染みの銀行でもあります。
事務手数料の安さを求めて、新規はもちろん借り換えの利用者も増加させている、人気の住宅ローンとなっています。
また新生銀行は、他の銀行ではやっていない独自のサービスをやっているのも特徴。「家事代行サービス」「病児保育サービス」などを無料で提供しています。特に家事代行サービスは、住宅ローンを利用する家庭の方に人気沸騰中です。
そんな新生銀行は、借り換えにかかる手数料が無料になる制度を持っているため、返済期間の延長にかかる費用を削減することができます。
最長で35年まで延長することが可能なので、なるべく長く延長したい人にとっても嬉しい住宅ローンです。
住宅ローンは家族構成や年収、勤務先、年齢などにより異なりなかなかシミュレーションできず、どこがお得なのか自分で探すのは困難です。
そんな時に便利なのが「モゲチェック」です。モゲチェックを使うと、数ある金融機関からあなたにあった一番お得な住宅ローンを探すことができます。
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まとめ
住宅ローンを延長させるために必要な知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
返済期間を延長させる具体的な方法はもちろんのこと、延長させるメリット・デメリットや手軽に延長できる銀行についても理解いただけたと思います。
もし住宅ローンの返済期間を延長するなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。