イエカレを実際に使ってみた!特徴とメリット・デメリット

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イエカレを実際に使ってみた!特徴とメリット・デメリット

不動産一括査定サイトの一つに「イエカレ」があります。

不動産売却を検討している方の中には、イエカレはどのような不動産一括査定サイトなのか気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、「イエカレ」のサービスの特徴、強み・弱み、口コミ・評判などを徹底的に調査して解説していきます。

調査して分かったイエカレの特徴は下記の通りです。

イエカレの特徴

  • 一部の地域は「イエウール」のシステムを利用
  • 無料で電話相談ができる
  • Pマーク取得済み
  • 土地活用、家賃、不動産管理の一括査定にも対応
  • 提携会社数が少ない

結論を先に伝えると、最初から「イエウール」を使うのをオススメします。

>> イエウールで査定相場をチェック

それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

イエカレとは

イエカレとはイクス株式会社が2008年に立ち上げた一括査定サイトです。

対応エリア 全国
対応対応物件種別 未公表
サービス開始年月 2008年
実績 利用者100万人突破
提携会社数 400社以上
同時依頼数 未公表
机上査定 対応
備考欄・要望 可能
運営会社 イクス株式会社

イエカレはイクス株式会社というIT企業が運営している一括査定サイトです。

平日の10時~18時であれば無料で電話問い合わせをすることができ、気軽に不動産売却や一括査定サイトに関する疑問を相談できます。

またサービス開始は2008年ということで比較的歴史のある不動産一括査定サイトであると言えます。

2014年、2016年、2017年の楽天リサーチ調査調べによれば

顧客満足度、参画企業者数、安心度・使いやすさランキング

以上3部門で1位を獲得しているようです。

ただこのデータがどこまで正確なものであるのかは不明です。実際、参画企業者数1位とありますが、下記の章で解説している通りイエカレは提携会社数が少ないです。

イエカレの強み・メリット

イエカレの強み・メリットは以下3点です。

イエカレの強み・メリット

  •  無料で電話相談ができる。
  • Pマーク取得済み
  • 土地活用、家賃、不動産管理の一括査定にも対応

①疑問や悩みはすぐに解決!無料電話相談

イエカレでは電話での無料相談を平日の10:00-18:00の間で常に受け付けています。

不動産売却が初心者の方は分からない点や不安な点もたくさんあるでしょう。そんな時はイエカレのコールセンターに電話してみましょう。

専門オペレーターが無料で対応してくれます。

筆者も本記事を書く際にイエカレのサービス開始年月と提携会社数が分からなかったため、コールセンターに問い合わせてみました。

するとオペレーターの方が丁寧に対応し答えてくれました。

メールでの問い合わせを受け付けている一括査定サイトは多いですが、電話での相談は受け付けてないサイトもあるため、これは一つの強みと言えるでしょう。

この無料相談では不動産会社へのお断り連絡代行も頼めるようです。断るのが苦手な方やしつこく営業され続けるのが不安な方には嬉しいですね。

②Pマーク取得済み!個人情報保護もばっちりで安心

運営会社であるイクス株式会社はPマーク(プライバシーマーク)を取得しています。

Pマークとは、企業などの事業者が個人情報保護の体制を適切に整備していることを第三者の審査機関が認証する制度のことで、個人情報保護の取り組みを高いレベルで行っていることを示します。

不動産一括査定では、住所など重要な個人情報の入力が必須なので、利用の際にプライバシーの面で安心できるのは非常に大切なことです。

その点、運営会社がPマークを取得しているイエカレは個人情報保護の観点で非常に信頼できそうです。

③土地活用、家賃、不動産管理など様々な一括査定に対応

イエカレでは不動産売却の一括査定だけではなく、土地活用、賃貸、不動産管理の一括査定もあります。

この記事をお読みの皆さんは不動産売却を検討されているとは思います。

しかし土地を売ろうと考えている一方で売らずに土地活用をすることも検討している人やマンションを売ろうと考える一方で賃貸で貸すことを検討している人もいるかもしれません。

イエカレではこれらの一括査定を一つのサイトで一緒にできるので売却とともに土地活用、賃貸、不動産管理も検討している人にはオススメです。

イエカレの弱み・デメリット

イエカレの弱みは以下の1点です。

イエカレの弱み・デメリット

  • 提携会社数が少ない

提携会社数が少ない

まず弱み・デメリットの一つ目に提携会社数の少なさがあります。他の一括査定サイトとの比較の章でも述べましたが、提携会社数400社以上というのは他サイトと比べてもかなり少ないです。

提携会社数が少ないと地方の不動産などでは査定可能な不動産会社が見つからないということも考えられます。

実際にいくつかの地域で試してみました。

試しに北海道旭川市と宮城県石巻市で分譲マンションの一括査定を申し込もうとしてみました。するとこのようになりました。

イエカレは北海道旭川市の不動産に対応できる不動産会社とは提携していないため、イエカレと連携しているイエウールという一括査定サイトに流されました。

イエウールは1,900社以上の不動産会社と提携している大手一括査定サイトです。対応物件はイエカレよりも多い11種類で累計利用者数も1000万人以上とイエカレの10倍程度あります。

北海道旭川市は地方とはいえ、知名度も人口もある程度高水準な地域だと思います。

旭川市で不動産会社が1つも見つからないというのはやはり提携会社数の少なさを実感してしまいます

イエカレで見つからない場合はイエウールに流されるため親切な気がしますが、それであれば最初からイエウールを利用すればいいのではないかとも思います。

またイエカレを利用して一社も見つからなければイエウールに流されるので良いですが、中途半端に1社だけ見つかったりするのが非常に怖いです。

イエウールであれば4社から査定を受けれる地域だったにも関わらず、イエカレで1社見つかってしまったため1社にしか査定依頼できなかったというような事態が発生する可能性があります。

>> イエウールで査定相場をチェック

イエカレを実際に使ってみた流れ

ここまでイエカレの強みや弱み、口コミ・評判などを見てきましたが、この章では筆者が実際にイエカレを利用して一括査定を申し込んだ際の流れを紹介します。

①物件タイプ、売却方法、物件の都道府県・市区町村の入力

まずは物件タイプ、売却方法、物件の都道府県・市区町村を入力します。

②物件の基本情報の入力

次に物件の基本情報を入力します。

物件の基本情報の入力項目

  • 物件所在地
  • 物件の専有面積
  • 物件の間取り
  • 物件の築年数
  • 物件の現状

③物件情報の詳細の入力

次に物件情報の詳細を入力していきます。

物件情報の詳細の入力項目

  • 物件との関係
  • 物件を売却したい時期
  • ご依頼理由
  • 買い替え予定
  • 物件の査定方法
  • 査定会社への要望

④個人情報の入力

次に個人情報を入力していきます。

個人情報の入力項目

  • 氏名
  • 年齢
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 希望連絡日時
  • ご要望・ご質問
  • 相続に関する無料相談を行うか
  • 建物解体の見積もり依頼をするか
  • 所有物件や自宅リフォームの見積もり依頼をするか
  • 入居者向けインターネット無料サービスの見積もり依頼をするか

⑤査定依頼をする不動産会社を選ぶ

最後にここまでの入力内容で査定を依頼できる不動産会社一覧が表示されるので、その中から査定を依頼する会社を選択します。

これで申し込み完了です。かかった時間はわずか2分程度で非常に簡単でした。

イエカレがオススメの人

イエカレがオススメの人は以下のような方です。

イエカレがオススメの人

  • 電話での無料相談を希望する人
  • 売却以外に土地活用や賃貸での貸し出しも検討している人

電話での無料相談を希望する人

まずイエカレがオススメの方として電話での無料相談を希望する方です。

イエカレは平日の10:00-18:00の間であればいつでも電話で無料相談をすることができますが、これは当たり前のことではありません。

他の一括査定サイトでは問い合わせはメールのみのサイトも多いです

特に不動産売却初心者の方など疑問点や不安点がたくさんある方には電話での相談窓口があるのは嬉しいですね。

査定依頼は他の大手一括査定サイトを利用し、相談だけ電話でするような使い方もいいかもしれません。

イエカレと同じように電話での無料相談を受け付けている他の大手一括査定サイトとしてはHOME4Uがあります。

HOME4Uは電話窓口がありながら提携会社数も約1600社となっており、イエカレのおよそ4倍になっています。

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売却以外に土地活用や賃貸での貸し出しも検討している人

イエカレは不動産売却の他に土地活用、賃貸、不動産管理の一括査定も依頼することができます。

ですので土地を売ろうと考えている一方で売らずに土地活用をすることも検討している人やマンションを売ろうと考える一方で賃貸で貸すことを検討している人にはオススメです。

イエカレをオススメできない人

イエカレをオススメできない人は以下のような方です。

イエカレをオススメできない人

  • 地方の不動産を売却したい人
  • 多くの不動産会社から査定を受けて比較検討したい人

地方の不動産を売却したい人

イエカレをオススメできない人としてまず挙げられるのは、地方の不動産を売却したい人です。

イエカレは提携会社数が400以上とかなり少ないため、地方だと査定可能な不動産会社が見つからないことも多いです。

「イエカレの弱み・デメリット」の章でも解説しましたが、北海道旭川市や宮城県石巻市など地方の中では有名な地域でさえ不動産会社が見つかりませんでした。

見つからなかった場合、イエカレと連携している大手一括査定サイトのイエウールに流されますが、イエウールのことを知らずに利用するのは危険だと思います。

イエウールは1600社以上の不動産会社と提携している大手一括査定サイトです。対応物件はイエカレよりも多い11種類で累計利用者数も1000万人以上とイエカレの10倍程度あります。

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多くの不動産会社から査定を受けて比較検討したい人

また多くの不動産会社から査定を受けて比較検討したい人にもオススメできません。

地方で不動産会社が見つからないというのは上述の通りですが、首都圏や有名都市など不動産会社が見つかる地域であっても3社程度が限界な印象です。

試しに東京都港区赤坂1-1-1の分譲マンションの査定依頼をしようした結果、イエカレでは3社、イエウールでは5社、不動産会社の候補が出てきました。

不動産一括査定では大手、中堅、地域密着型など幅広く多くの会社から査定を受け比較検討するのが鉄則です

その意味ではイエカレのみの利用では不十分と言えるでしょう。

提携会社数が多い一括査定サイトを利用するか、イエカレと併用して他の一括査定サイトを使うなどの対策が必要です。

まとめ

イエカレは電話での無料相談窓口があるなどの強みがある一方で、提携会社数が少ないというデメリットもあります。

まず無料一括査定をするのは不動産売却をする際の鉄則です。

不動産売却は人生においても大きな出来事になるでしょうから、ぜひ自分に合った一括査定サイトを見つけてください。

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