元・不動産業者がこっそり教える!審査が甘い住宅ローン3つの特徴

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元・不動産業者がこっそり教える!審査が甘い住宅ローン3つの特徴

もしあなたが住宅ローン審査に苦戦しそうなのであれば、以下のような考えを一度は持ったことはありませんか?

・審査が甘い住宅ローンってあるの?
・どうすれば住宅ローンが甘い銀行を判別できる?
・一度否決になったことあるけど、他に合格できる銀行はある?

このように住宅ローン審査が甘い銀行について、気になっている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、審査が甘い住宅ローンを探している人であれば、絶対に知っておくべき必須情報を紹介していきます。

この記事を読むことによって、他の銀行よりも審査が甘い住宅ローンがわかりますよ!

記事を最後まで読んだ頃には、自分がどんな住宅ローンに挑戦すべきかハッキリと理解できているはずです。

目次

審査が甘い住宅ローンなんてあるの?

まずは読者の皆様がもっとも知りたいだろう「結論」を先にお伝えします。

何の結論かというと、「審査が甘い住宅ローンがあるのか」ということ。

審査基準を明確に公開していないので、絶対的に「甘い」と言える住宅ローンはありません。

しかし長年、多くのお客さんの住宅ローン審査に携わってきた元・不動産業者としての経験から言わせていただくと、明らかに他の銀行よりも通りやすいと感じる銀行はあります

ある銀行では住宅ローンの審査に落ちてしまったお客さんが、他の銀行に挑戦するといとも簡単に通ったことが何度もあったのです。

明確な審査基準や内容は公開されていませんが、銀行ごとによって結果が違うのは、審査の基準が甘い銀行があるという紛れもない証拠と言えます。

不動産営業マンは買いたい人が見つかっても、住宅ローンが通らなければ1円の売り上げもでません。

売り上げを上げる営業マンほど、住宅ローンの研究を怠らないもの。

筆者も例にもれず、住宅ローンについて必死に研究して、住宅ローンの審査が甘い銀行の特徴を見極めようと努力していました。

日々の研究の甲斐もあって絶対とはいえませんが、高確率で審査の甘い銀行はここだ!と言える「特徴」が見えてきたのです。

次章より住宅ローン審査が甘い可能性が高い銀行の特徴を惜しげもなく公開していきます。

審査が甘い住宅ローンの特徴① 地方銀行

冒頭では「審査が甘い住宅ローンなんてあるのか?」という疑問についてお答えしました。

審査結果が違うという事実から、審査が甘い住宅ローンの特徴が判明したということを理解していただけたと思います。

では早速、審査が甘い銀行の特徴を紹介していきましょう。

最初に紹介するのは「地方銀行」です。

全国どこの地域でも見かけるメガバンクと呼ばれるような大手銀行は、住宅ローンの審査が厳しい銀行としてお馴染みです。

審査の難易度が高すぎるため、不動産業者はよっぽどの事がないかぎり、審査が通るかどうか微妙なお客さんにメガバンクをオススメしません。

メガバンクは審査の融通が利かず、提出書類に不備があるとすぐに否決をくらいますし、申し込み時に公開しなければならない情報も多いです。

銀行に公開する申込者の情報が多ければ多いほど審査は複雑になり、通りにくくなります。

一方、それぞれの都道府県に本社をもつ地方銀行は、メガバンクに比べて審査書類の不備にも寛容ですし、公開すべき申込者の情報もだいぶ少ないです。

地方銀行はメガバンクにくらべて、審査しているポイントが少ないので、審査が甘いと言っても過言ではないでしょう。

実際にメガバンクで住宅ローンの申し込みをして、次の日には否決をくらった人が地方銀行を利用すると、あっさり審査に通ったことを何度も目にしてきました。

審査が甘い住宅ローンの特徴② 設立して間もない

前章では審査が甘い住宅ローンの特徴の一つ「地方銀行」について紹介しました。

なぜ地方銀行の審査が甘いのか、理解していただけたと思います。

次に紹介する審査が甘い住宅ローンの特徴は、「設立してからの期間」です。

設立してからまだそこまで期間が経っていない銀行は、比較的審査が甘いと言えます。

具体的な目安としては、設立から10年未満であれば狙い目です。

設立して10年未満だと、まだまだローン利用者が充実できていないため、なるべく多くの利用者を増やすべく、他の銀行よりも審査する基準や申込の条件が甘くなっている傾向が強いです。

とはいえ、目安がハッキリしていても該当する銀行を見つけるのはなかなか難しいはず。

思い当たる銀行がないなら、インターネット銀行を中心に探してみてください。

リアルな支店を持たないネット銀行のほとんどは、設立して10年未満であることが多く、住宅ローンの利用者もそこまで確保できていません。

だからこそ、他の銀行よりも審査を甘くして、何としてでも利用者を増やそうとする傾向が見られます。

審査が甘い住宅ローンの特徴③ 申込条件が緩い

ここまでは審査が甘い住宅ローンの特徴の一つ「設立してからの期間」について紹介しました。

インターネット銀行などの設立10年未満の銀行は、審査が甘い可能性が高いことを理解していただけたと思います。

次に紹介する審査が甘い住宅ローンの特徴は、「申込条件の緩さ」です。

住宅ローンは申込条件が設定しており、条件内容は銀行によってまちまちです。

ある銀行では許されていない条件が、別の銀行では平然と許可されていることも少なくなく、緩い条件が設定されている銀行は審査が甘いと言えます。

住宅ローンの申込条件は銀行の窓口やパンフレットはもちろんのこと、公式ホームページでも確認できるので、すぐにでも審査の甘い銀行をピックアップすることができるでしょう。

パンフレットやホームページを見る際、以下の申し込み条件に注目してみてください。

  • 年齢
  • 勤続年数
  • 年収
  • 必要書類

それぞれの条件の詳細について、次項よりくわしくお伝えしていきます。

年齢

住宅ローンには申し込む際の年齢に、制限がかけられています。

申込時にある一定の年齢を超えると審査すら受けられないため、年齢制限によって住宅ローンの利用を断念せざるをえない人も少なくありません。

メガバンクなどのCMでよく見かけるような大手銀行は満70歳未満であることを基準にしていますが、なんと満80歳未満でも審査を受けられる銀行も実際に存在します

最近では満85歳未満でもOKな銀行もちらほらと登場しています。

本来は満70歳未満であるべき申込金額を80歳や85歳に引き上げているということは、他の銀行よりも多くの人に住宅ローンを使って欲しいため。

つまり住宅ローンの審査を甘い条件にしてでも、住宅ローン利用者を増やしたいと考えているのです。

勤続年数

住宅ローンの審査基準の中でも重要な要素である「勤続年数」。年齢制限と同じく、勤続年数の縛りは住宅ローンではお馴染みとなっています。

住宅ローン審査における勤続年数の基準は「3年以上」であることが多く、3年未満であれば問答無用で否決になります。

しかし銀行の中には「1年以上ならOK」という緩い縛りになっていることも多くなってきました。

また現職では1年未満であったとしても、前職とあわせると1年以上になる場合はOKという銀行も確認されています。

勤続年数は自分ではどうしようもない要素のため、1年以上でもOKという緩さはうれしい人も多いのではないでしょうか。

年収

住宅ローン審査では年収をもとに借り入れ金額を決定しますが、実は最低年収が設定されているのをご存知でしょうか。

最低年収に達していなかれば、申し込みを受け付けてもらえすらしません。

気になる年収額ですが、多くの銀行が最低年収を300万円以上と設定しています。

つまり月収25万円を超える人でなければ利用できない住宅ローンばかりなのです。

しかし銀行の中には、最低年収が100万円〜200万円以上で設定されているケースも存在します

実際の事例を紹介しましょう。筆者が過去に担当した年収200万円のお客さんは、ネームバリューのせいか大手銀行での住宅ローンを希望していました。

しかし申し込みを受け付けてくれる大手銀行は一切なし。

とにかく住宅ローンが通ればいいとお客さんがシフトしてくれたため、年収200万円でも大丈夫な近くの地方銀行を紹介。

結果、あっさりとローンが合格し、念願のマイホームが手に入りました。

必要書類

住宅ローンは銀行に提出した情報が多ければ多いほど、審査が複雑化し結果も厳しいものとなります。

なるべく少ない情報でサクッと判断してくれる方が、審査結果は良いものとなることが多いです。

つまり、提出する情報が少なくてすむ銀行は「審査が甘い銀行」と言っても過言ではないでしょう。

もし審査時に必要な書類が少ない銀行であれば、審査する情報が少なくなっている分だけ審査が緩くなっています。

パンフレットや公式ホームページをチェックして必要書類を比較してみましょう。

審査が甘い住宅ローンの特徴④ 保証会社の有無

前章では審査が甘い住宅ローンの特徴の一つ「申込条件の緩さ」について紹介しました。

どんな条件に注目すればいいか理解していただけたと思います。

最後に紹介する審査が甘い住宅ローンの特徴は、「保証会社の有無」です。

住宅ローンは保証会社という、銀行とは別の機関に審査を依頼しているケースが大半。

銀行独自の審査のうえに保証会社にも審査されると、審査が厳しくなるのは当たり前です。

保証会社の審査がない住宅ローンを選べば、その分だけ審査が通りやすくなるでしょう。

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まとめ

審査が甘い住宅ローンを求めている人に向けて、必要となる知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

どんな特徴をもつ住宅ローンが、審査が甘いのか理解いただけたと思います。

もし審査が甘い住宅ローンを探しているのであれば、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。

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