さわやかな緑を基調とした看板のピタットハウスには、好印象を抱いている方も多いと思います。
ピタットハウスはゼネコンであるスターツコーポレーションのグループが展開する不動産会社のフランチャイズ店です。
売却も賃貸も得意としており、いずれも依頼しやすい会社となっています。
これから不動産を売る予定の人の中には、ピタットハウスが気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では「ピタットハウス」について解説します。
ピタットハウスのサービス概要や、不動産売却の強みと弱み、口コミ・評判、オススメの人やオススメでない人等を紹介します。
また不動産売却を成功させるコツも同時に解説していきます。
調査して分かったピタットハウスの特徴は以下の通りです。
ピタットハウスの特徴
- マイホームオークションによる売却が特徴
- 売買も賃貸も得意としており、売るか貸すかの有利な方を選択しやすい
- オフィスビルや工場、店舗等の事業系の不動産売却には弱い
- 不動産一括査定に加盟している
- 接客対応も仲介手数料も店舗によってバラバラ
それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
ピタットハウスとは
ピタットハウスとは、ピタットハウスネットワーク株式会社が展開する不動産会社のフランチャイズ店です。
ピタットハウスネットワーク株式会社は、ゼネコンのスターツコーポレーション株式会社の子会社に該当します。
そのため、ピタットハウスはスターツグループが運営するフランチャイズブランドということです。
ピタットハウスの店舗は2021年8月時点で全国に650店舗あります。
そのうち119店舗が直営店で、残りの531店舗がフランチャイズ店です。
フランチャイズ店とは、中小の不動産会社がピタットハウスのフランチャイズに加盟し、ロイヤリティ(看板料)を支払ってピタットハウスとして営業している店舗となります。
フランチャイズ店は、基本的には個人店や零細企業であり、フランチャイズ本部から営業指導を受けながら不動産会社を経営しています。
不動産会社のフランチャイズ店としては、他に「アパマンショップ」や「CENTURY21」、「ハウスドゥ」、「エイブル」、「ミニミニ」といった店舗があります。
アパマンショップやエイブル、ミニミニは、賃貸が中心となります。
CENTURY21やハウスドゥは売買が中心です。
それに対して、ピタットハウスは、売買も賃貸も得意としており、総合力のあるバランスの取れたフランチャイズブランドとなっています。
ピタットハウスの不動産売買に関して興味があるよという方も、ピタットハウスの賃貸について興味があるよという方も、それぞれについて詳しく解説しているので、よろしければご覧になってください。
他の不動産会社との比較
この章では、ピタットハウスと他の不動産会社とを比較してみます。
公益社団法人不動産流通推進センターによると、2021年の不動産売買の仲介ランキング(2021年9月発表)は以下の通りです。
ランキングは売上高を基準に順位を表示しています。
順位/企業名 | 取扱高 (億円) | 前年比 (%) | 手数料収入 (億円) | 前年比 (%) | 手数料率 (%) | 仲介件数 (件) | 前年比 (%) | 1件あたり 手数料 (百万円) | 1件あたり 平均物件価格 (万円) | 店舗数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1.三井不動産リアルティグループ | 1兆5,638億円 | -12.4 | 768 | -9.7 | 4.91% | 38,507 | -10.1 | 1.99 | 4,061 | 286 |
2.住友不動産販売 | 1兆2,410億円 | -3.6 | 624 | -7.0 | 5.02% | 35,122 | -6.9 | 1.78 | 3,533 | 269 |
3.東急リバブル | 1兆2,226億円 | -6.8 | 579 | -7.0 | 4.72% | 25,635 | -3.0 | 2.26 | 4,784 | 193 |
4.野村不動産グループ | 8,934 | 2.4 | 347 | -1.3 | 3.89% | 9,322 | -2.1 | 3.72 | 9,584 | 94 |
5.センチュリー21 | 6,417 | 0.8 | 298 | -4.2 | 4.64% | 26,515 | 2.4 | 1.12 | 2,420 | 989 |
6.三井住友トラスト不動産 | 4,125 | -12.7 | 175 | -13.6 | 4.24% | 7,202 | -6.3 | 2.43 | 5,727 | 72 |
7.みずほ不動産販売 | 3,698 | -9.3 | 152 | -5.3 | 4.10% | 3,601 | -10.9 | 4.21 | 10,269 | 50 |
8.三菱UFJ不動産販売 | 3,534 | -13.0 | 147 | -9.9 | 4.17% | 4,307 | -16.0 | 3.42 | 8,204 | 42 |
9.オープンハウス | 2,935 | 24.1 | 134 | 21.9 | 4.56% | 7,232 | 27.0 | 1.85 | 4,058 | 52 |
10.積水ハウスグループ | 2,346 | -3.6 | 111 | -7.3 | 4.75% | 8,078 | -2.0 | 1.38 | 2,904 | 115 |
11.東宝ハウスグループ | 2,143 | 20.5 | 104 | 22.3 | 4.87% | 6,102 | 18.5 | 1.71 | 3,511 | 19 |
12.三菱地所リアルエステートサービス | 2,602 | -42.1 | 74 | -14.3 | 2.83% | 932 | -14.8 | 7.91 | 27,923 | 8 |
13.大和ハウスグループ | 1,699 | -8.6 | 71 | 10.7 | 4.17% | 4,082 | -5.3 | 1.74 | 4,162 | 118 |
14.大京穴吹不動産 | 1,584 | -5.4 | 70 | -12.6 | 4.41% | 5,509 | -12.6 | 1.27 | 2,876 | 75 |
15.住友林業ホームサービス | 1,542 | -2.5 | 65 | -6.1 | 4.20% | 4,192 | -1.7 | 1.54 | 3,679 | 47 |
16.大成有楽不動産販売グループ | 1,430 | -12.9 | 60 | -8.2 | 4.18% | 3,679 | -5.5 | 1.62 | 3,888 | 40 |
17.近鉄不動産 | 1,073 | 0.0 | 54 | -4.0 | 5.01% | 4,171 | 0.2 | 1.29 | 2,571 | 46 |
18.スターツグループ | 1,187 | 2.6 | 50 | -1.1 | 4.22% | 2,077 | -8.2 | 2.41 | 5,714 | 102 |
19.東京建物不動産販売 | 1,365 | -5.6 | 36 | -15.8 | 2.64% | 1,013 | -6.7 | 3.56 | 13,473 | 11 |
20.三菱地所ハウスネット | 840 | 10.1 | 36 | 26.3 | 4.27% | 1,616 | 13.2 | 2.22 | 5,198 | 35 |
21.リスト サザビーズ インターナショナル リアルティ | 629 | 13.0 | 33 | 22.7 | 5.32% | 1,333 | 14.9 | 2.51 | 4,721 | 10 |
22.長谷工リアルエステート | 797 | -26.5 | 32 | -23.3 | 3.99% | 2,006 | 0.4 | 1.58 | 3,971 | 39 |
23.中央日本土地建物グループ | 907 | -31.8 | 29 | -21.6 | 3.24% | 302 | -20.5 | 9.72 | 30,040 | 10 |
24.ポラスグループ | 552 | -1.1 | 27 | 0.1 | 4.86% | 2,501 | -1.0 | 1.07 | 2,209 | 56 |
25.ナイス | 573 | -4.0 | 20 | 7.4 | 3.55% | 1,263 | 5.6 | 1.61 | 4,541 | 16 |
26.小田急不動産 | 414 | -10.5 | 19 | -4.2 | 4.55% | 1,251 | -2.5 | 1.50 | 3,306 | 18 |
27.伊藤忠ハウジング | 992 | -5.7 | 19 | -6.4 | 1.89% | 1,905 | -8.5 | 0.98 | 5,206 | 2 |
28.朝日住宅 | 261 | -10.1 | 11 | -7.7 | 4.38% | 958 | -4.8 | 1.19 | 2,720 | 9 |
29.阪急阪神不動産 | 251 | -20.2 | 11 | -12.7 | 4.23% | 666 | -15.4 | 1.60 | 3,773 | 12 |
30.京王不動産 | 231 | -6.7 | 10 | -13.0 | 4.19% | 620 | -9.2 | 1.56 | 3,725 | 11 |
31.相鉄不動産販売 | 80 | -14.9 | 4 | -19.1 | 5.15% | 277 | -16.1 | 1.48 | 2,883 | 7 |
32.京急不動産 | 76 | 6.4 | 4 | -26.9 | 5.02% | 245 | -6.1 | 1.57 | 3,120 | 11 |
33.イエステーション | 1,240 | 0.2 | 63 | 1.5 | 5.05% | 7,745 | -1.0 | 0.81 | 1,600 | 148 |
ピタットハウスは、上表の中でスターツグループに該当します。
スターツグループの仲介の取扱高は、業界第18位です。
ピタットハウスは、他の不動産会社にはない目新しい売却方法を採用しています。
以降では、その売却方法について詳しく解説していきましょう。
他不動産会社にはない目新しい売却方法
- マイホームオークションによる売却が特徴
- 売却と賃貸の両方を査定してくれる
- 即買い取り、買取保証
マイホームオークションによる売却が特徴
ピタットハウスは、マイホームオークションによる売却サービスを展開している点が特徴です。
ピタットハウスに依頼すると、マイホームをオークション形式で売ることができます。
オークション形式で売却すれば複数の買主による価格の競り合いとなるため、売却価格を上げることができます。
オークションでは競争原理が働いたうえで売却価格が決まるため、価格に対する透明性が高く、公正で売主にも納得感が得られます。
オークションというのは何も特別な売却手段ではなく、大企業や自治体では昔から当然のように行われています。
一方で、個人のマイホーム売却では不動産会社による仲介が一般的であり、高く売却できるかどうかは営業担当者の力量に依存する部分が大きいです。
たまたま良い営業担当者に巡り合えれば良いですが、営業担当者の力量が不十分だと高く売却できないこともあります。
仲介は価格が成立していく過程が見えにくいことから、「本当はもっと高く売れたのではないか」という不満が残ることがあります。
オークション形式であれば、買主による購入希望価格の競争過程を直接確認できるため、価格に対しての納得感が得やすいです。
オークションによる売却は、特に高価格帯のマンションや戸建てに向いています。
高価格帯の物件は人気があり、オークション形式にすると買主間の競合が激しくなるため、価格が大きくつり上がっていきます。
公益財団法人東日本不動産流通機構によると、2020年における首都圏の中古マンションと中古戸建ての平均価格は下表のようになっています。
マンション | 戸建て |
---|---|
3,599万円 | 3,110万円 |
出典:公益財団法人東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2020年)」
首都圏の平均価格は、マンションは3,599万円、戸建ては3,110万円ですので、首都圏において例えばマンションなら4,000万円以上、戸建てなら3,500万円以上の物件であれば高価格帯の物件としてオークションに適しているといえます。
高価格帯は、ピタットハウスのマイホームオークションを利用すると早く高く売れるようになりますので、利用してみることをぜひオススメします。
売却と賃貸の両方を査定してくれる
ピタットハウスは、売却と賃貸の両方を査定してくれる「どっちも査定」というサービスを提供しています。
売主は、詳細な項目を含めてさまざまなシミュレーションできるので、最適なプランを決めることができます。
即買い取り、買取保証
ピタットハウスでは、「スイッチ45」という不動産売却制度があります。
「スイッチ45」を利用すると、物件が45日以内に売れなかった場合、ピタットハウスが買主として物件を買い取ってくれます。
さらに、買取価格は、一般的な買取保証とは違って高い価格で買い取ってもらうことができます。
一般的な買取保証では、不動産会社の利益分を確保されるため、買取価格は低くなってしまいますが、ピタットハウスでは45日以内に売り切ることを目標としているので、利益分の確保はしません。
そのため、高い価格で買い取りをしてもらえるのです。
また、45日以内に売り切ることを目標としているので、いますぐ物件を売りたい人や現金が欲しい人におすすめです。
ピタットハウスの強み・メリット
ピタットハウスの強み・メリット
- 売買も賃貸も得意としており、売るか貸すかの有利な方を選択しやすい
- 不動産一括査定に加盟している
売買も賃貸も得意としており、売るか貸すかの有利な方を選択しやすい
ピタットハウス以外のフランチャイズ店舗は、強みが「賃貸」もしくは「売買」に偏っています。
アパマンショップやエイブルなら賃貸の相談はしやすいですが、売買の相談はしにくいです。
また、CENTURY21やハウスドゥなら売買の相談はしやすいですが、賃貸の相談はしにくいといえます。
ピタットハウスは賃貸も売買も得意としているフランチャイズ店舗であることから、「売ったときの売却価格」と「貸したときの賃料」の両方を無料で査定依頼することが可能です。
売るべきか貸すべきか迷っている人は、ピタットハウスに相談してみることをオススメします。
ピタットハウスの弱み・デメリット
ピタットハウスの弱み・デメリット
- オフィスビルや工場、店舗等の事業系の不動産売却には弱い
- 店舗ごとに提供するサービスがバラバラ
オフィスビルや工場、店舗等の事業系の不動産売却には弱い
ピタットハウスはフランチャイズ店舗であるため、実体としては個人経営の店舗の集合体です。
中小の不動産会社は、マンションや戸建てといった一般的な住宅の売買にはノウハウを持っていますが、オフィスビルや工場といった事業系の不動産の売買についてのノウハウは少ないです。
事業系の不動産についてはほとんど取り扱った経験のない不動産会社も多いため、法人が売主となるような事業系の不動産については弱いといえます。
店舗ごとに提供するサービスがバラバラ
フランチャイズ店であるため、店舗ごとによって顧客対応や顧客満足度に差があり、さらに仲介手数料も店舗ごとに違います。
ピタットハウスの口コミ・評判
この章では、ピタットハウスの口コミ・評判について解説します。
不動産仲介売却のランキングを公表しているオリコンでは、ピタットハウスを利用した人の声を掲載しています。
ピタットハウスの口コミ評判は以下の通りです。
(良い点)
- 自分なりに考えていた以上の売却予定価格の提示と共に、その後のサポート体制が満足でき良かった。(40代/男性)
- 売却価格が予想していた価格以上で、対応も迅速丁寧。(50代/男性)
- 希望価格での買主様を見つけてくれた。(50代/女性)
- 結果的に高く売却できたこと。(40代/男性)
(気になる点)
- 提案してくれたものが良くなかった。結果、安く売ってしまった。(60代以上/男性)
- 売却時は最初の査定よりかなり安くなってしまった。(50代/男性)
- 納得のいく価格で約定できなかった。(40代/女性)
- もう少し高く売れれば。(50代/男性)
出典:オリコン「ピタットハウス 不動産仲介 売却 マンションの評判・口コミ」
良い点も気になる点も価格に関するコメントが多いです。
高く売れた人は良い評価をしており、安くなってしまった人は悪い評価をしています。
ピタットハウスはフランチャイズ店舗であるため、安易に口コミだけで判断することは得策ではありません。
店舗によってかなり差があるため、依頼すべきかどうかは実際に営業担当者と面会をして判断することが賢明です。
ピタットハウスがオススメの人
ピタットハウスがオススメの人は、以下の通りです。
ピタットハウスがオススメの人
- ピタットハウスの営業店のエリア内の人
- 高価格帯のマンションや戸建ての売主
- 不動産の査定を依頼したい人
ピタットハウスがオススメの人は、まずはピタットハウスの営業店のエリア内の人です。
ピタットハウスの営業店は全国の広い範囲に配置されているため、多くの人が利用できるといえます。
また、特に高価格帯のマンションや戸建ての売主はピタットハウスがオススメです。
ピタットハウスにはマイホームオークションという素晴らしい売却方法がありますので、良い物件ほどピタットハウスを利用すべきといえます。
高価格帯の物件は、地域の中古物件の平均価格を調べ、査定価格が当該地域の平均価格以上であればマイホームオークションを利用する価値が十分にあります。
駅から10分圏内の物件で、かつ、マンションなら築20年以内、戸建てなら築15年以内の物件であれば地域の平均価格よりも高い可能性が考えられます。
条件の良い物件ほどマイホームオークションの強みが発揮できますので、すぐに売却できそうな物件であれば、ピタットハウスを利用することをぜひオススメします。
ピタットハウスをオススメできない人
ピタットハウスをオススメできない人は、以下の通りです。
ピタットハウスをオススメできない人
- ピタットハウスの営業店のエリア外の人
- 事業系の不動産の売主
- 安定した接客・サービスを受けたい人
まず、ピタットハウスの営業店のエリア外の人はオススメしにくいです。
また、ピタットハウスの営業店のエリア内の人であっても、事業系の不動産の売主もピタットハウスを利用するメリットは特段ないといえます。
ピタットハウスは、中小零細店舗の集合体であるため、大手不動産会社とは実体は異なります。
そのため、店舗ごとでかなり接客対応に差があります。
さらに、難しい物件や特殊な物件は対応できない店舗も多く、高い価格で売れない可能性も高いです。
よって、マンションや戸建てといった一般的な住宅以外の不動産であれば、他の専門の不動産会社に依頼した方が良いでしょう。
不動産を高く売るなら不動産一括査定は欠かせない
不動産を高くスムーズに売りたい!
そう考えるなら2つのポイントがあります。
- あなたの不動産に強い会社を見つけること
- あなたと相性の良い不動産会社を見つけること
2つ書きましたが、まとめると「信頼できる不動産会社を見つけること」。
ただ、信頼できる不動産会社と言われても、探せられないですよね…
そんな時に便利になるのが不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定サイト(サービス)を利用すると、あなたの売りたいと思っている不動産情報と個人情報を入れるだけで、適切な不動産会社を自動的にマッチングし、複数の不動産会社へ一度に査定依頼が行えます。
不動産一括査定を選ぶ3つの基準とオススメの使い方
筆者が考える不動産一括査定のオススメランキングをお伝えします。
不動産一括査定も様々ありますが、やはり家やマンション、土地は高額になりますので、より得意としている会社を見つけたいですよね。
サイトを選ぶ基準としては下記3つ。
不動産一括査定を選ぶときの3つの基準
- 大手不動産会社に最低でも1社は査定が行えること
- 中堅や地域密着の不動産会社にも査定が行えること
- 不動産一括査定の運営会社がしっかりしていること
ポイントは、大手から地域密着の不動産会社まで幅広く依頼をすること。
大手は取引実績が豊富な分、やっぱり売却力があります。
ただし、お客さんをたくさん抱えているため、仕事のやり方がマニュアル通りといった感じ。
逆に中堅や中小・地域密着の不動産会社は社長自らが対応してくれたりします。
不動産一括査定を1つだけ使っても、大手不動産会社が見つからなかったり、逆に大手のみしか依頼できない場合が多々あります。
筆者としては、不動産は高額商品になるので、時間が掛かっても複数の不動産一括査定を使って、大手、中堅、地域密着の不動産会社それぞれに依頼することをオススメしています。
【結論】不動産一括査定のかしこい使い方
東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良の方は3サイトを併用する県庁所在地などの人口が多い都市は2サイトを併用する
地方や田舎などの人口が少ない市町村は2サイトを併用する
収益・投資用物件に強い会社が多数見つかる3サイトを併用する
家を売ろうと、ネットで色々調べ始めると無料の「不動産一括査定サイト」をよく見かけませんか? 「無料と聞くとかえって不安」「何かトラブルに巻き込まれないの?」と思う方も多いのではないでしょうか? 今回はそんな不動産一括査定サイトに[…]
まとめ
ピタットハウスについて解説してきました。
ピタットハウスとは、スターツグループが展開する不動産会社のフランチャイズ店舗です。
マイホームオークションという透明性の高い売却サービスを提供しており、納得できる形で不動産を高く売却することができます。
ピタットハウスの強みは、売却も賃貸も得意としており、売るか貸すかの有利な方を選択しやすいという点です。
一方で、ピタットハウスの弱みは、事業系の不動産売却には弱いという点になります。
ピタットハウスは、物件がピタットハウスの営業店のエリア内にあり、特に高価格帯のマンションや戸建ての売主にオススメです。
それに対して、ピタットハウスの営業店のエリア外の人や、事業系の不動産の売主にはオススメしにくい会社となります。
マイホームオークションに適した高価格帯の物件をお持ちの人であれば、ぜひピタットハウスを検討してみることをオススメします。
また不動産売却時には不動産一括査定サイトに申し込むことが鉄則ですので、本記事で紹介したランキング記事を参考に、あなたに適した不動産一括査定サイトを選んでください。
