もしあなたがマンションの売却を検討しているのなら、以下のような考えを一度は持ったことありませんか？
・管理会社に売却してもらう際、デメリットはあるのだろうか
何も知らないままであれば、不安や疑問は永遠に解決することはできません。
スカッと解決してマンション売却を成功させたいですよね？
そこで今回の記事では、管理会社にマンション売却を依頼する際に絶対に知っておくべき必須知識について解説していきます。
この記事を読むことによって、管理会社に売却を依頼すべきかどうかがハッキリわかりますよ。
また本記事の最後の章では管理会社を用いて不動産売却をする際に絶対知っておくべきコツを解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
売却を依頼する前に知っておきたい管理会社の基礎知識
マンションを売却するとなれば、不動産業者のサポートは必要不可欠。
「媒介契約」という仲介業務を委託する契約を締結して、購入検討者を見つけてもらうことになります。
媒介契約を結ぶ不動産業者ですが、誰か知り合いがいますか？
一般の人が不動産業者に関わることなんて滅多にないですから、マンション売却を依頼する業者に心当たりなんてないでしょう。
そんな時、ふと思いつくのがマンションの管理会社です。
不動産業者の知り合いもいないし、心当たりがあるのは、いつも目にするマンションの管理会社ぐらい。
だからこそ、管理会社にマンション売却をお願いしようと考える人も少なくないでしょう。
しかし全ての管理会社がマンション売却をできるわけではありません。
マンション管理会社は2種類あり、売却ができる会社と全くできない会社があるのです。
あなたのマンション管理会社は、どちらに属するでしょうか？
名前に「〜管理」と付いた管理会社は売却できない可能性が
「○○マンション管理」などの名前がついたマンション管理会社なら、売却を依頼しても請け負ってくれない可能性大です。
エントランスの掃除や敷地全体の警備など、マンションの管理をするだけの会社なので、不動産仲介するための「宅建免許」をもっていません。
管理人が24時間常駐しているマンションなどは、管理しかできない会社が担当していることが多いでしょう。
売却を担当してくれる会社かどうかは知るためには、管理人室に言って聞くのが一番。
売却を担当できる会社が管理しているなら、俄然ノリ気で話を聞いてくれるはずです。
管理会社にマンション売却を依頼するメリット・デメリット
ここまでは「売却を依頼すること自体できない管理会社がある」とお伝えしました。
売却を担当してくれる会社が管理しているなら、実際に売却を依頼することになるかもしれません。
しかし管理会社が「売却担当」に最適かと言えば、そうではありません。
他の会社に比べて有利な面もありますし、不利な面もあります。
そこでここからは、管理会社に売却を依頼した際のメリット・デメリットについて紹介していきます。
管理会社にマンション売却してもらうメリット
あなたのマンションを誰よりも知っている不動産業者が管理会社です。
間取りや駐車場などマンションの詳細情報はもちろんのこと、マンションの周辺施設についても一番よく知っています。
どんな人があなたのマンションを好むかを熟知しているため、広告作成の際のターゲット絞りもお手の物でしょう。
マンション売却は他の種別に比べて、調査しなければならないことがたくさんあります。そのせいか、調査忘れが発生しがち。
十分な調査をして購入者にきちんと説明しないと、のちのちのトラブルを発生させてしまいます。
他の不動産業者であれば調査忘れの可能性が高まりますが、管理会社であれば忘れる可能性はゼロに近いです。
安心して売却を任せることができることでしょう。
管理会社にマンション売却してもらうデメリット
管理会社にマンション売却を依頼すると、高確率で「専任媒介契約」を求められます。
専任媒介契約とはカンタンにいうと「他の不動産業者への売却協力を一切禁じられる契約」のこと。
管理会社以外の不動産業者があなたのマンションを見込み客に紹介したり、広告したりすることが全面的に禁じられます。
売却を依頼した管理会社があっさり売却してくれれば問題ないのですが、そうはうまくいかないのがマンション売却の難しいところ。
他の業者の協力が必要になることが多いのです。
他の不動産業者の協力を仰ぐには「一般媒介契約」にしなくてはありません。
一般媒介契約であれば、複数の不動産業者に同時に売却を依頼できます。
一般媒介は競争を煽られる契約内容のため、慣れていない業者は非常に嫌がる媒介契約です。
管理会社が一般媒介契約を容認してくれればいいのですが、競争に慣れていないせいか、まず間違いなく断られるのが現状でしょう。
管理会社を用いて不動産売却をする際に絶対知っておくべきコツ
ここまで管理会社に売却を依頼するメリットとデメリットをお伝えしました。
ここからは管理会社を用いた不動産売却を検討している人に失敗しないための方法を解説します。
まず不動産売却で絶対やってはいけないことは１社だけしか検討しないことです。
不動産会社によって得意とするエリアや物件種別は異なり査定額も大きく異なります。
会社によって数百万円程度異なることも珍しくありません。
あなたがもし管理会社に相談してその会社が2000万円と言ってきても、他の会社なら2300万円で売れるかもしれないのです。
よって不動産売却時には無料不動産一括査定サイトを利用し、複数の不動産会社から同時に査定を依頼し比較検討する必要があります。
不動産一括査定サイトはあなたの物件に対応可能な不動産会社から無料で同時に査定を受けられるサービスです。
下記ページではおすすめの不動産一括査定サイトを地域や物件種別ごとにランキング形式で紹介しています。
無料ですし、自分の不動産の価格を把握しておくことは非常に重要ですので、ぜひ下記ページを参考に申し込んでみてください。
まとめ
以上、管理会社にマンション売却を担当してもらう際の必要知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？
管理会社に売却依頼する場合のメリット・デメリットを理解いただけたと思います。
マンションの売却をする際は、今回紹介した知識をぜひ活用してみてください。きっと大きな力となってくれるはずです。