金利からメリット・デメリットまで徹底解説!「楽天銀行」住宅ローンの全知識

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金利からメリット・デメリットまで徹底解説!「楽天銀行」住宅ローンの全知識

もしあなたが住宅ローンの利用を検討しているのであれば、以下のような考えをもっていませんか?

・楽天銀行の住宅ローンが良いって聞いたけど、本当?
・楽天銀行の住宅ローンのメリットやデメリットを知りたい
・楽天銀行住宅ローンの審査が緩いって本当?
・どんな流れで楽天銀行の住宅ローンは契約までいくのだろうか…。

住宅ローンの利用を検討しているなら、上記のような「楽天銀行」に対する疑問を持っている人は多いです。

そろそろ疑問を晴らして、楽天銀行を使うか使わないかハッキリ決めたいですよね?

そこで今回の記事では、絶対に知っておくべき「楽天銀行住宅ローン」の必須情報を紹介していきます。

この記事を読めば、楽天銀行住宅ローンの基礎情報やメリット・デメリット等がわかりますよ!

気になる手数料や金利もすべて紹介しています。契約開始までの手順もわかりますよ。

記事を最後まで読んだ頃には、楽天銀行を利用すべきかどうか理解できているはずです。

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目次

楽天銀行住宅ローンの基礎知識

楽天グループのインターネット銀行「楽天銀行」が提供する住宅ローンの基礎知識を紹介していきましょう。

楽天銀行の住宅ローンは「住宅ローン(金利選択型)」として提供されています。

楽天銀行の住宅ローンの大きな特徴は、手数料の安さです。

事務手数料が324,000円で、他のネット銀行の融資額の2.16%と比較すると明らかに安価。

審査が厳しいネット銀行の中では、比較的審査が通りやすい特徴もあります。

事前審査の結果は最短で翌日の回答が可能です。約2週間〜3週間の間に融資まで行く事もできます。

ローン審査の速度も利点といえるでしょう。

変動金利は0.507%〜1.157%が基準金利です。審査結果に基づいて最終的な金利が決定される形になっています。

審査の結果、下限金利に決定されるケースもあり、逆に上限金利になる可能性もあります。

金利が定まっていないのは、一見欠点も同じと思われがち。

しかし「可能性」という観点から見れば、かなりの低金利が実現できるかもしれないのは悪くない事です。

一つの固定金利しかなく、その金利すらも高い地方銀行などと比較すると期待がもてます。

実際に審査決定後に最低金利近くが適用されるケースは多いです。

審査が比較的通りやすい楽天銀行だからこそ、最低金利付近を期待してもいいと言えます。

ただ申し込み条件に「年収400万円以上」「返済負担率30%〜35%以下」とあるので注意してください。

2つの条件をクリアしたうえでの適用金利です。条件をクリアしなければ合格どころか、申込すらできません。

もし合格できれば、事前審査の審査結果後に適用金利が決定します。

発表された金利を見て納得できれば、本審査の申込をすればいいでしょう。

楽天銀行住宅ローンの金利と諸経費

ここまでは楽天銀行が提供する住宅ローンの基礎知識について紹介しました。

楽天銀行はどんな住宅ローンを提供しているのか、理解していただけたと思います。

次にお伝えするのは、楽天銀行住宅ローンの金利と諸経費について。

楽天銀行の住宅ローンは変動金利が人気の金利タイプになっています。

金利の幅は審査結果に基づいて変動するのが特徴。低金利から上限金利の間の金利で、適用金利が決定します。

結果的に高い金利になる可能性もゼロではないですが、その分審査に通りやすいので仕方ないといえます。

事務手数料は一律324,000円。業界最低水準を誇っています。

他のネット銀行なら、融資額の2.16%になるケースが多いです。

もし3000万円の借り入れなら648,000円に払う事になります。

楽天銀行住宅ローンの事務手数料の2倍の支払いになるのです。

事務手数料を安くしたいなら、楽天銀行の住宅ローンを使うといいでしょう。

以下に楽天銀行の主な金利と諸経費を表にまとめています。確認してみてください。

金利タイプ 実質金利(年率) 表面金利(年率)
10年固定金利 1.112%〜1.762% 1.112%〜1.762%
2年固定金利 0.862%〜1.512% 0.862%〜1.512%
3年固定金利 0.875%〜1.525% 0.875%〜1.525%
5年固定金利 0.928%〜1.578% 0.928%〜1.578%
7年固定金利 0.999%〜1.649% 0.999%〜1.649%
変動金利 0.507%〜1.157% 0.507%〜1.157%
保証料 繰上返済手数料 団体信用生命保険 事務取扱手数料 疾病保障
0円 0円 0円 324,000円 金利+0.2%

楽天銀行住宅ローンの審査

前章では楽天銀行住宅ローンの金利と諸経費についてお伝えしました。

楽天銀行の金利タイプや、必要な諸経費についてお分かりいただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、楽天銀行住宅ローンの審査について。

楽天銀行の住宅ローンは、審査基準を明らかにしていません。

あくまでも筆者の経験則と公式サイト等で確認できる情報からの推測もあります。

しかし初めて審査をする人にとって、参考になる情報であるのは間違いありません。

過信する事なく、参考程度の情報として吸収してください。

楽天銀行は他の住宅ローンと同じく、「申込」→「事前審査」→「本審査」と審査が進みます。

ただ楽天銀行の住宅ローンは保証会社も利用していないのが普通の銀行と違います。

楽天銀行だけで住宅ローンの審査を行うのです。

保証会社がない分、審査難易度とスピードにかなりの違いが出ています。

適用金利に幅がかなりありますが、審査は比較的通過しやすい住宅ローンと言っていいでしょう。

審査申込条件として、「前年年収400万円以上」「返済負担率30%〜35%以下」があります。

多少ハードルが高い条件ですが、クリアさえしていればかなりの中で審査に通過できるはず。

もちろん、信用情報にキズがあれば話は別ですが。

適用される金利は審査の結果次第です。審査自体は通過しても、納得いかない金利になるケースもあります。

審査のスピードは速く、事前審査であれば最短翌日応答が可能です。

本審査も最低2週間、遅くとも3週間と1ヶ月も経たないうちに終了。

融資実行まで、最短でこぎつける事ができます。

審査の難易度を考えると、他銀行の住宅ローン審査に落ちた人は楽天銀行に一度はチャレンジすべきでしょう。

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楽天銀行住宅ローンの契約までの流れ

前章では楽天銀行住宅ローンの審査についてお伝えしました。

審査の難易度が低いうえに審査スピードも速いと、お分かりいただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、楽天銀行住宅ローンの契約までの流れについて。

大まかにはなりますが、以下に示す流れに沿って契約まで進んでいくでしょう。

  1. WEB申込
  2. 申請書類の作成・記述
  3. 必要書類の返送
  4. ネット上にマイページ開設
  5. 審査開始(事前審査)
  6. 審査結果の通知
  7. 適合証明書等の必要書類の提出
  8. 審査再会(本審査)
  9. 融資確定の連絡(=本審査合格)
  10. 契約締結
  11. 融資実行

まずは楽天銀行のウェブサイトから申し込みします。申請後に申請書類が発送されてきます。

送られてきた書類に記入して、必要書類を用意し返送しましょう。

必要書類が到着した「お客様専用マイページ」がネット上に開設されます。

解説後約1〜2週間で、電話での在籍確認が仕事場にあるでしょう。

審査が通れば、不動産会社と連携して融資実行までの日程が協議されます。

適合証明書、口座振替依頼書、契約書などのタイミングに合わせてスケジュールは変動される可能性もあります。

それでも、すべての工程は1か月から1か月半で完了できるはずです。

楽天銀行住宅ローンのメリット

前章では楽天銀行住宅ローンの利用の流れについてお伝えしました。

どのような流れで契約完了までいくのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、楽天銀行住宅ローンのメリットについて。

楽天銀行の最大の利点は、キャンペーンで「楽天スーパーポイント」プレゼントされる事でしょう。

住宅ローン利用者は「楽天スーパーポイントをプレゼント」キャンペーンが適用されます。

普段楽天市場を利用し楽天スーパーポイントを集めながらショッピングをされる方は、大きな利点になるはず。

ただ常に実施しているわけではないので、注意してください。

土日祝日もSkypeでの相談が可能なのもメリットです。午前9時から夜22時まで対応しています。

他の銀行だと隔週の週末に主要ターミナル駅で「住宅ローンセンター」がオープンするのが普通です。

ただ「事前予約制」ですし、17時以降は相談を受ける事ができません。

一方、楽天銀行はPCのSkype環境が必要ですが、年末年始を除く土日祝日も相談が可能です。

週末の日中モデルハウスをゆっくり見学して、夜にSkype相談するスケジュールを組む事ができます。

つなぎ融資が組めるのも、楽天銀行の魅力でしょう。

「新築分譲一戸建て」「新築分譲マンション中古戸建」の購入者が対象です。

新築は不動産売買契約時に手付金(契約金)を支払って、残金決済時に残金を販売者に支払いします。

しかし、土地を先行的に取得する場合、着工金や中間金が必要になります。多額の現金が必要になるのです。

もし現金がないと、「つなぎ融資」を組む必要があります。

楽天銀行なら「つなぎ融資」があるので、土地の先行取得・注文住宅の建設の方にも安心して使用できます。

楽天銀行住宅ローンのデメリット

前章では、楽天銀行住宅ローンのメリットについてお伝えしました。

なぜ楽天銀行の住宅ローンが選ばれているのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。

次に紹介するのは、楽天銀行住宅ローンのデメリットについて。

金利の幅があり審査により適用金利が決定されるのは、やはりデメリットです。

「審査が通りやすい」利点がありますが、確定していない不安を感じる人も少なくないはず。

審査結果によっては、より高い上限金利が採用されてしまうケースもあります。

より高い上限金利になるとネット銀行はもちろん、メガバンクに比べても高い金利となってしまいます。

高金利になると、総返済額が高くなります。

返済が不安な方は審査結果の適用金利を見た後、他の銀行の金利と比較して使用するかどうかを決定してください。

最近のインターネット銀行は、繰上返済手数料を徴収しない銀行が多いです。楽天銀行も繰上返済手数料は無料です。

しかし楽天銀行は繰上返済を「原則100万円以上」としています。

繰り越しの最低額が高いため、大金が集まらないと繰上返済する事ができません。

ボーナス前から積極的に繰り上げ返済をしたい方には、少しハードルが高くなっています。

抵当権設定登記の司法書士が、楽天銀行に指定されるのもデメリットでしょう。

楽天銀行の住宅担保ローンを利用するなら、自分で司法書士を選べません。

仲介不動産の土地や中古住宅なら、問題ありません。

しかし新築住宅や新築分譲マンションなら、販売者(開発者)の指定司法書士がいます。

楽天銀行を使うといえば、難色を示される事でしょう。

販売者・楽天銀行ともに「指定した司法書士を使いたい。しかしお客さんも逃したくない」と意見がぶつかります。

結局、「所有権の移転は販売者の司法書士」「抵当権設定は楽天銀行側の司法書士」となるケースが多いです。

しかし結果的には、司法書士人件費を通常の2倍かけなければなりません。

もし楽天銀行の住宅ローンを利用するなら、事前に不動産会社か住宅業者の営業に伝えておくといいでしょう。

楽天銀行の住宅ローンには、団体信用生命保険がついてきます。

死亡または高度障害状態になったとき、保険金を受け取る事ができるでしょう。

しかし他の病気特約を付保するなら、別途保険料の納付が必要になります。

最近じぶん銀行が「がんの50%を保証する」団信を別途保険料なしで準備しました。

住信SBIネット銀行も「全疾病保障」を無料で使えます。

手厚い団信を提供するネット銀行が増えている中、楽天銀行の団信は少し物足りないかもしれません。

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まとめ

絶対に知っておくべき「楽天銀行住宅ローン」の必須情報を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

楽天銀行住宅ローンの基礎情報やメリット・デメリットはもちろんのこと、気になる手数料や金利についても理解いただけたと思います。

楽天銀行の住宅ローンを使うべきかどうか、結論が出ている人も多いのではないでしょうか。

もしどこの銀行にすべきかまだ迷っているなら、今回紹介した知識をぜひ参考にしてみてください。

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