不動産売却における詐欺とは?手口や対策方法について解説

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不動産売却における詐欺とは?手口や対策方法について解説

不動産売却を検討している人で、以下のような考えを持ったことはありませんか?

・詐欺には絶対あいたくない
・どんな詐欺があって、どうすれば防げるのか

不動産売却にはしばしば詐欺事件がおきます。しかしどれも事前の知識があれば、未然に防げることばかり。

この記事では、不動産売却における詐欺の種類と対策法について紹介していきます

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目次

不動産売却における詐欺の手口

不動産売却における詐欺の手口
不動産売却では詐欺が存在します。

業者選びを間違ってしまったがゆえに詐欺の被害にあう人は少なくありません。具体的な例を紹介しましょう。

不動産を売却する相手が決まったら、登記(所有権変更)と不動産の引渡し(鍵渡し)をします。

登記移転を正常に行われずに、勝手に登記を変更される詐欺被害が発生しているのです。

売買代金はもらえないうえに、気づかぬ間に転売をされて、不動産まで失うという被害を受けます。

もちろん不動産会社とは一切連絡がつかなくなることでしょう。

被害にあった場合、不動産を自分のものに取り返すのは非常に困難。

泣き寝入りをしている人も少なくありません。登記を移転する際、当人の印鑑証明書が必要です。

逆に言えば印鑑証明さえあれば、いくらでも悪用ができます。

どんなに信頼のおける業者だと思っていても、ぎりぎりまで手渡さないのがベター。

ただし、詐欺が目的の不動産業者はあの手この手で印鑑証明を手に入れようとします。

なんとなく納得のいく理由を言ってくることもあるでしょう。それでも理由を詳しく聞き続けてみてください。

嘘ならば必ず矛盾が浮き彫りになってきます。「第三者に相談してもいいですか?」とクギを刺すのもいいかもしれません。

代金受け取りと所有権変更のタイミング

代金受け取りと所有権変更のタイミング
不動産売却に今から挑戦するのであれば、詐欺の手口を知り、詐欺の対策を知っておくべきです。

不動産売却の際に起こる詐欺は、どれも似たような手口。

いくつかパターンを把握しておけば、不安に感じることもありません。

先ほど紹介した登記の詐欺ですが、対策は必要書類を事前に渡さないことだとお伝えしました。

実はもっと簡単かつ効果的な方法があります。登記移転をする際のスケジュールをすべてこちらでコントロールするのです。

詐欺をするためには売買代金を受け取るまえに、登記を移転する必要があります。

売主側がスケジュールをコントロールして、代金受け取りと登記移転を同時に行うにするのです。これで詐欺は行えません。

何かいろいろと理由を言われてスケジュールを乱そうとした場合は、次の一言を言ってみてください。「ほかの不動産業者なら同時に行うのが普通なのに、御社だけはなぜ嫌がるのですか?」

相手が詐欺を考えているなら、面白いほどあたふたするはず。

実際にちゃんとした業者は詐欺と勘違いされるのが嫌なので、代金受け取りと登記移転は同じ日にするのが常識です。

売買代金は絶対に現金で行う

売買代金は絶対に現金で行う
もし不動産売却の代金を、現金以外の何かで支払いたいという場合も注意が必要。

不動産売却におけるよくある詐欺被害のひとつです。

小切手で支払いたいと申し出をして、使用不可の小切手を渡されるのです。

絶対に現金以外は拒否しましょう

効力のない小切手はただの紙切れで、実際にお金を受け取ることなんてできません。

本物の小切手なんて見たことない人が相手なら、小切手っぽく見える紙の作成なんて簡単です。

これが小切手だと言われれば、勘違いさせるクオリティの偽物なんてだれでも作れます。

過去には本物の小切手を渡してきたこともあるようです。しかし結果的には効力のない小切手でした。

小切手は「不渡り」という仕組みがあり、本物をわたしてもお金が手に入らないようにすることが可能なのです。

詐欺にあわないためには、売買代金の受け取りはすべて現金のみということを徹底しましょう。

詐欺を防ぐカンタンな方法

詐欺を防ぐカンタンな方法
ここまで不動産詐欺における詐欺の手口と対策方法を紹介してきました。

「対策はわかったけど自分だけで大丈夫かな」と思う人も少なくないでしょう。

不動産売却における詐欺は、すべて売買代金を支払ったり登記をしたりする、いわゆる「決済」のタイミング付近で行われます。

つまり決済のタイミングに気を張っておけば、多くの詐欺被害を未然に防ぐことができるのです。

詐欺を防ぐカンタンな方法は決済タイミングにだけ「司法書士」に立ち会ってもらうことが一番。

不動産業者とは全然関係ない自分で探してきた司法書士に立ち会ってもらえば、詐欺をほぼ100%防ぐことができるはずです。

司法書士はインターネットでも見つかりますが、選び方にはポイントがあります。

依頼している不動産業者の事務所がある地域以外の場所にすることです。

不動産業者と司法書士が実はつながっていたというのを防ぐことができます.

以上、説明をしてきましたがそもそも詐欺にあわないような不動産会社を探すのが一番です。

では、どのように探したらいいのでしょうか?

答えは、運営元が不動産会社を厳しくチェックしている不動産一括査定を利用することです。

不動産一括査定サイト(サービス)とは、査定したい物件情報と個人情報を入力すると、適切な不動産会社を自動で探してくれて、複数の不動産会社へ一度に査定依頼が行えるサービス。

不動産一括査定の仕組み

不動産一括査定を選ぶ3つの基準とオススメの使い方

筆者が考える不動産一括査定のオススメランキングをお伝えします。

不動産一括査定も様々ありますが、やはり家やマンション、土地は高額になりますので、より得意としている会社を見つけたいですよね。

サイトを選ぶ基準としては下記3つ。

不動産一括査定を選ぶときの3つの基準

  1. 大手不動産会社に最低でも1社は査定が行えること
  2. 中堅や地域密着の不動産会社にも査定が行えること
  3. 不動産一括査定の運営会社がしっかりしていること

ポイントは、大手から地域密着の不動産会社まで幅広く依頼をすること。

大手は取引実績が豊富な分、やっぱり売却力があります。

ただし、お客さんをたくさん抱えているため、仕事のやり方がマニュアル通りといった感じ。

逆に中堅や中小・地域密着の不動産会社は社長自らが対応してくれたりします。

不動産一括査定を1つだけ使っても、大手不動産会社が見つからなかったり、逆に大手のみしか依頼できない場合が多々あります。

筆者としては、不動産は高額商品になるので、時間が掛かっても複数の不動産一括査定を使って、大手、中堅、地域密着の不動産会社それぞれに依頼することをオススメしています。

不動産一括査定サイトの正しい選び方

不動産一括査定の賢い選び方


東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良の方は3サイトを併用する
  1. 超大手不動産会社が探せる「すまいValue
  2. 大手・中堅や地域密着が探せる「SUUMO」「HOME4U
  3. 両手仲介なしの売り手専門「SRE不動産

県庁所在地などの人口が多い都市2サイトを併用する
  1. 超大手不動産会社が探せる「すまいValue
  2. 大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる「SUUMO」「HOME4U

地方や田舎などの人口が少ない市町村3サイトを併用する
  1. 大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる「SUUMO
  2. 大手・中堅・地域密着の不動産会社が探せる「HOME4U
  3. 中堅・地域密着の不動産会社を幅広く探せる「イエウール

収益・投資用物件に強い会社が多数見つかる3サイトを併用する
  1. 超大手不動産会社が探せる「すまいValue
  2. 投資用物件に強い不動産会社が多い「HOME‘S
  3. 投資物件に特化した一括査定サイト「リガイド
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まとめ

以上、不動産売却における詐欺について紹介させて頂きました。詐欺の手口にはパターンがあり、対策方法もそれぞれあることを理解していただけたと思います。

しかし、詐欺を行う業者なんて100社あれば1社あるかないかが実情です。なんでもかんでも疑ってかかれば、不動産業者の信頼を失いかねないので気を付けてください。

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