スマイティは、株式会社カカクコムが運営している不動産住宅情報サイトです。
2008年にサービスを開始していて、一括査定サイトのなかでは比較的歴史のあるサイトです。
今回は、スマイティを調査し、どんなサービスを提供しているのかを徹底解説していこうと思います。
調査して分かったスマイティの特徴として、以下の2つが挙げられます。
スマイティの特徴まとめ
- HOME4Uと提携しており、売却査定結果はHOME4Uと同じ
- 大手不動産会社との提携は少ない
スマイティとは
まずは、スマイティとはどんなサービスなのか、基本情報について紹介していきます。
スマイティは、株式会社カカクコムが運営している不動産住宅情報サイトで、不動産一括査定・買取サービスを提供しています。
株式会社カカクコムは、東証プライム上場企業であり、社会的信用度としては非常に高いと言えます。
エリア | 全国 |
---|---|
対応物件種別 | マンション 一戸建て 土地 ビル一室 店舗・事務所・倉庫 マンション一棟 アパート一棟 ビル一棟 |
サービス開始年月 | 2008年8月 |
実績 | 売却査定数累計50万件 |
提携会社数 | 2,000社以上 |
同時依頼数 | 6社 |
机上査定 | 対応 |
備考欄・要望 | 可能 |
運営会社 | 株式会社カカクコム |
スマイティの最大の特徴は、不動産一括査定サイトの大手、HOME4Uと提携を結んでいるという点です。
HOME4Uとの違い
結論としては、スマイティとHOME4Uはほとんど同じサービス内容となっているようです。
スマイティの査定依頼フォームに入ってみると、デザインも項目も全く同じ形式となっています。
さらに、試しに同じ物件情報を入力したところ、査定依頼先の候補としてまったく同じ不動産会社がヒットしました。
このように、スマイティはHOME4Uと提携しているため、申し込みフォーム以後にHOME4Uとの違いはほとんどないようです。
唯一大きく違う点としては、サポートサービスの充実度が挙げられそうです。
HOME4Uでは電話による査定の申し込みや相談に対応していますが、スマイティではそのようなサービスは見当たりませんでした。
電話対応サービスについては提携業務として含まれていないようなので、少し注意が必要です。
このように、スマイティとHOME4Uのサービスはほぼ同じなので、利用するならおおもとのHOME4Uをオススメします。
スマイティの強み・メリット
ではここからは、スマイティの強み・メリットについて紹介していこうと思います。
厳しい採用基準で提携会社を優良企業に厳選している
スマイティで一括査定を依頼できる不動産会社は約1,300社と公表されています。(ただしHOME4Uの公開している最新の情報は1,500社なので、情報が少し古い可能性があります)
主な不動産一括査定サイトの提携業者数
- SUUMO → 2,000社以上
- HOME4U → 2,000社以上
- イエウール → 2,000社以上
- イエイ → 1,700社以上
- リビンマッチ → 1,700社以上
- リガイド → 900社以上
- すまいValue → 6社
表が示すように1,300社(1,500社)は、他の一括査定サイトと比較すると特別数が多いというわけでもありません。
これは提携する不動産会社を厳選しているためです。
スマイティでは、提携後も悪質な不動産会社の検出・排除のためのパトロールを行っているため、悪徳不動産会社に査定を依頼してしまう不安もなく、安心して利用できそうです。
汎用性が高くいろいろなニーズに対応的できる
ここまでスマイティの特徴を紹介してきました。
他のサイトと比較したとき、対応エリア・対応物件種別・提携不動産企業など、どれをとっても著しく劣る部分はないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
スマイティは不動産一括査定サイトのなかでもオールラウンダータイプであり、どの点をとっても平均的な不動産一括査定サイトと比べ高い水準のサービスを提供していると思います。
したがって、どの不動産一括査定サイトから始めればよいのかわからないというような一括査定初心者の方には、特にオススメできるサービスと言えます。
スマイティの弱み・デメリット
ここまで、スマイティの特徴、そして強み・メリットについてお伝えしました。
次に紹介するのは、スマイティの弱み・デメリットです。
メリットの部分ですこし触れましたが、スマイティの提携会社数は、他の査定サイトと比べるとそこまで多くはないため、これはデメリットといえるでしょう。
これに加え、「三井不動産リアルティ」「東急リバブル」「住友不動産販売」という売買仲介件数ランキングトップ3社に位置する最大手の不動産会社をとの提携がない点もデメリットといえます。
ちなみに、この3社にまとめて一括査定を依頼したい場合は、「すまいValue」がオススメです。
スマイティの口コミ・評判まとめ
ここまで、スマイティの基本情報や特徴を紹介してきました。
ここからは、調査によって分かったスマイティのリアルな口コミ・評判についてみていきましょう。
スマイティ、結構使いやすいかも。
— neco (@neco666) July 19, 2011
実際の利用者から寄せられた口コミではポジティブなものが多くみられました。
さらにTwitter上でもリアルな口コミをみつけることができ、「完成度が高い」「使いやすい」などの意見がみられました。
実際に使ってみた流れ
ここからは、スマイティの一括査定の申し込みの流れについて、実際の画面を見ながら説明していきます。
非常に簡単に入力できるので、本章を読みながらご自分で実際のページで入力していただくのもオススメです。
①都道府県・市区町村の選択
都道府県・市区町村をそれぞれ選択します。
②物件の種類・物件の所在地の入力
物件の種類・物件の所在地をそれぞれ入力します。
③物件情報の詳細を入力
物件の種類・物件の所在地の入力が完了したら、所有している物件情報の詳細を入力します。
間取り、専有面積については入力を進めていくと項目が現れる仕組みになっているようです。
不動産情報の入力項目
- 物件の種類
- 所在地
- あなたと物件との関係性
- 査定の理由
- 査定の方法
- 間取り
- 築年数
④個人情報の入力
不動産情報の入力が完了したら、次に個人情報を入力します。
個人情報の入力項目
- お名前
- 年齢
- 電話番号
- メールアドレス
- ご要望・ご質問
⑤売却査定対応会社からまとめて選択
ここまでの入力事項をもとに表示された売却査定対応会社から、査定を頼みたい不動産会社をまとめて選択し、一括査定を依頼します。
なお、デフォルトで選択がされるようです。
以上、スマイティの一括査定の申し込み手順でした。
入力フォームは一般的なもので、操作性も良いので簡単な申し込みが可能となっていました。
スマイティがオススメの人
ここまで、スマイティの特徴や口コミ、実際の査定の流れについて紹介してきました。
ここからは、これまで本記事で紹介してきた情報を整理して、スマイティはどんな人にオススメなのかを解説していきます。
スマイティがオススメの人には、大きく分けて2通りの方が該当します。
スマイティがオススメの人
- 悪徳不動産会社とマッチングするリスクを避けたい人
- 不動産一括査定初心者の人
スマイティは提携不動産会社の厳選を徹底し、悪徳不動産企業を排除するシステムをとっている数少ない一括査定サイトです。
自分だけでは悪徳企業の見分けがつくかどうか不安であるという人にとって、非常にオススメできるサービスと言えます。
同じように提携会社を厳選している一括査定サイトとしては「イエウール」や「すまいValue」もオススメです。
スマイティをオススメできない人
ここまで、スマイティがオススメの人について紹介してきました。次にオススメ出来ない人に関しても整理します。
スマイティをオススメできない人
- 最大手の不動産会社に査定を依頼したい人
スマイティでは提携会社の多くを中堅不動産会社が占めており、売却仲介件数TOP3の「三井のリハウス」「住友不動産」「東急リバブル」など、最大手不動産会社への依頼が行えません。
大手には信頼性と売却のしやすさの面で大きなアドバンテージをもっているので、一括査定をする場合は外したくないところです。
大手への依頼を検討している場合は、大手6社との提携がある「すまいValue」もあわせての申し込みがオススメです。
まとめ
スマイティについて解説してきましたが、最後におさらいとしてスマイティの特徴についてまとめましょう。
スマイティの特徴まとめ
- HOME4Uと提携しており、売却査定結果はHOME4Uと同じ
- 大手不動産会社との提携は少ない
筆者としては、あなたの大切な物件をできるだけ良い形で売却してほしいと願っています。
優良な大手一括査定サイトを使って、あなたに適した不動産会社をみつけてみてください。